新卒の就活エージェントでWebテスト対策はできる?使い方と選び方

就活エージェントでWebテストについて相談できることと、ほかの相談先との使い分けを紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

Webテストの案内が次々に届くのに、ESや面接の準備も重なって手が回らない。誰かに相談しながら進めたいと思っている方も多いはずです。

結論から言うと、就活エージェントはWebテストの問題を代わりに解いてくれる場所ではなく、選考の進め方を一緒に考える相談先の一つです。Webテストの点を上げるのは、自分の練習になります。

この記事を読むと、就活エージェントでWebテストについて相談できることと、ほかの相談先との使い分け、自分に合った選び方が分かります。

目次

就活エージェントでWebテスト対策はできる?

先に結論

就活エージェントの支援内容はサービスごとに違い、Webテスト対策を扱うかどうかも各社で異なります。問題を解く力は自分の練習で上げ、エージェントには「どの選考をどの順番で受けるか」を相談する、と分けて考えると使いやすくなります。

『エージェントに登録すれば、Webテストもなんとかしてもらえるのかな』と思いますよね。

ただ、Webテストを受けるのはあなた自身です。受検案内に書かれた期限までに、自分のパソコンや会場で受けることになります。

就活エージェントが手伝えるのは、その周りの部分です。例えば、選考のスケジュールの組み方や、どの企業から受けるかの順番、ESや面接の準備などです。

Webテストの「中身」と「周り」を分けて考える

Webテストで困ることは、大きく分けると2種類あります。問題が解けないという「中身」の悩みと、時間が足りない・締切が重なるという「周り」の悩みです。

困りごと中身か周りか主に頼れる先
非言語や計数の問題が解けない中身問題集・公式の例題・自分の練習
受ける形式が分からない周り受検案内・選考体験記
締切が同じ週に重なっている周り就活エージェント・キャリアセンター
どの企業から受けるか決められない周り就活エージェント・キャリアセンター
落ち続けて何を直せばいいか分からない両方自分の振り返り+相談先

中身の悩みは、問題集と公式の例題で練習するのが近道です。勉強の順番はWebテストの勉強法で紹介しています。

一方で、周りの悩みは一人で抱えるほど苦しくなりがちです。ここは相談先を使う意味が出てくるところなんです。

提供会社が説明していること

SHLは、自社のテストについて、ちょっとした対策で得点が大幅に変わる問題形式ではないと説明しています。そのうえで、問題形式や制限時間、解き方をよく理解し、練習した上で受検することが望ましいとしています。

つまり、誰かに頼れば点が上がるというより、形式を知って自分で練習することが土台になります。相談先は、その練習の時間をどう作るかを一緒に考える場所と思っておくといいですよ。

相談先ごとに「Webテストについてできること」を比べる

相談先は1つに絞らなくていい

就活エージェント、就活サイト、選考体験記、大学のキャリアセンターは、それぞれ得意なことが違います。困りごとに合わせて使い分けると、無理なく情報と相談の両方を手に入れられます。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『結局どこに相談すればいいの?』という声はとても多いです。そこで、Webテストに関わる場面ごとに、相談先でできることを表にしました。

場面就活エージェント就活サイト選考体験記大学のキャリアセンター
受ける形式を知る担当者に聞ける場合がある企業の選考情報を調べられる先輩の受検した形式を読める過去の相談をもとに話を聞ける場合がある
練習の場サービスにより違う模擬テストを用意しているサイトもある練習の場ではない学内で対策講座を開く大学もある
締切が重なった時の相談選考の順番を一緒に考えられる自分で管理する自分で管理する予定の立て方を相談できる
落ちた時の振り返り選考全体の進め方を見直せる自分で振り返る同じ企業の情報と見比べられる面談で話を聞いてもらえる
費用サービスごとに確かめる会員登録で使えるものが多いサイトごとに確かめる在学中の学生は使える

表の内容は、どのサービスでも同じというわけではありません。実際に使えることは、各サービスや大学の案内で確かめてみてください。

就活エージェント・就活サイト・選考体験記・大学のキャリアセンターで、Webテストについてできることを場面ごとに比べた図解

就活サイトは「調べる」と「練習する」に強い

就活サイトには、企業の選考情報や、Webテストの練習ができるコンテンツを用意しているところがあります。

例えば、マイナビには「適性検査対策WEBテスト」があり、1回10問の実力アップ講座や、全国順位や偏差値が分かる全国一斉WEB模擬テストを会員登録で無料で受けられます。

就活サイトと相談先の使い分けは、就活サイト・就活エージェントの使い分けでくわしく紹介しています。

選考体験記は「形式を調べる」に強い

選考体験記は、先輩がどの段階でどんな形式のWebテストを受けたかを知る手がかりになります。

ただ、年度や職種、選考段階が違うと形式が変わることもあります。読み方のコツは選考体験記でWebテストの形式を調べる方法で紹介しています。

大学のキャリアセンターも正当な相談先

キャリアセンターは、在学中なら気軽に相談できる身近な窓口です。学内で対策講座や模擬試験を開いている大学もあります。

『エージェントを使わないと不利になるのでは』と心配になる方もいますよね。実は、キャリアセンターや独学だけで進める人もたくさんいます。どれを使うかは、自分が困っていることで決めて大丈夫です。

就活エージェントを使ったほうがいい人のチェック

「周り」の悩みが多い人ほど向いている

就活エージェントが力を発揮しやすいのは、スケジュールや受ける企業の選び方など、選考の進め方で迷っている人です。問題が解けない悩みだけなら、まずは自分の練習から始めてみてください。

『自分はエージェントを使ったほうがいいのかな』と迷う方もいるはずです。当てはまる項目を数えてみてください。

エージェントを検討したいサイン
  • ES・Webテスト・面接の締切が重なって、何から手をつければいいか分からない
  • 受ける企業を自分だけでは決めきれない
  • Webテストに落ち続けていて、選考の進め方そのものを見直したい
  • 就活の相談ができる人が身近にいない
  • 大学のキャリアセンターの予約が取りにくい時期に、別の相談先がほしい
  • 既卒や第二新卒で、新卒の時とは違う進め方を相談したい

3つ以上当てはまるなら、相談先を増やしてみる価値はあります。1つか2つなら、キャリアセンターや就活サイトから始めても十分です。

状況別の判定表

もう少し具体的に、今の状況からどこに相談するかを表にしました。

今の状況まずやること相談先を足すなら
Webテストの案内が届いたばかり案内で形式と期限を確かめる形式が分からなければ選考体験記
問題集を始めたが解けない解説を読みながら1冊を進める学内の対策講座
締切が同じ週に3社重なっている締切順に並べて優先順位を決める就活エージェントかキャリアセンター
何社受けても通らない落ちた段階と形式を書き出す就活エージェントかキャリアセンター
卒業後に就活を始めた応募できる求人の探し方を確かめる既卒も対象のエージェント
今の状況から、自分で進めるか、選考体験記・キャリアセンター・就活エージェントのどれを足すかを決める判定の流れの図解

例えばこんな場面

ES締切とWebテスト締切が同じ週に重なった場合を考えてみます。一人だと、目の前の締切に追われて、志望度の高い企業の準備が後回しになることも。

こんな時に相談先があると、「この会社はWebテストを先に受けて、こっちのESは週末に仕上げよう」と順番を一緒に考えられます。

「Webテストとエントリーシートの締切が同じ日なんです」
「では、志望度の高い順に並べて、Webテストは平日の夜に1社ずつ受けましょう」

こうした会話で、頭の中が整理されることは多いですよ。

就活エージェントを選ぶ時に見る点

名前より「対象」と「支援の中身」で選ぶ

就活エージェントを選ぶ時は、自分が対象になっているか、どんな支援があるか、どの地域の求人を扱うか、の3点を先に確かめると失敗しにくくなります。

『エージェントがたくさんあって、どれを選べばいいか分からない』という声もよく聞きます。

選ぶ時は、サービスの名前や広告の印象ではなく、中身で比べてみてください。見る点を表にまとめました。

見る点確かめること確かめ方
対象新卒・既卒・第二新卒のどれが対象か公式サイトの対象者の説明
地域希望する勤務地の求人を扱っているか公式サイトのよくある質問
支援の中身ES・面接・Webテストのどれを扱うか公式サイトか最初の面談で聞く
費用学生の利用に費用がかかるか公式サイトの説明
連絡の方法面談の形や連絡手段登録後の案内

支援の中身は、サイトに書かれていないこともあります。その場合は、最初の面談で「Webテストについてはどこまで相談できますか」と聞いてしまうのが早いです。

面談で聞いておきたいこと

最初の面談で確かめる流れ
  1. 自分が対象になっているか(卒業年度・希望勤務地)を確かめる
  2. Webテストについて相談できる範囲を聞く
  3. 紹介された企業の選考の流れ(ES・Webテスト・面接)を聞く
  4. 選考結果の連絡がどこから来るかを確かめる
  5. 自分で並行して受けている企業のことも話しておく

5つ目は意外と大事です。自分で応募している企業の締切も伝えておくと、スケジュールがぶつかりにくくなります。

使う時に気をつけたいこと

『エージェントに任せておけば大丈夫』と思ってしまうと、肝心のWebテストの練習が後回しになることも。

Webテストの準備は、エージェントを使っていても自分で進めるものです。受検案内の期限や受け方は、届いたメールと受検画面の説明で自分の目で確かめておきましょう。

例えば、SPIのテストセンターの予約や変更は、受検当日の各ターム開始1時間前までと案内されています。こうした細かい決まりは、担当者より受検案内のほうが正確です。

迷った時は「案内に書いてあることは案内で確かめる、進め方の迷いは相談する」と覚えておくと、頼り方がぶれにくくなりますよ。

やってはいけないこと

Webテストの替え玉受検や、解答の共有、複数人での受検は規約違反で、やってはいけないことです。東京大学や京都大学も、受験の代行は不正な行為だと学生に注意を呼びかけています。誰かに「手伝う」と言われても、受検は自分一人で受けてください。

UZUZなど新卒向けの就活支援を使う前に知っておくこと

公式で確かめた範囲だけで判断する

就活支援サービスは、公式サイトに書かれた対象者・地域・支援の形をまず確かめます。Webテストについて相談できるかどうかは、面談で直接聞くのが確実です。

ここでは、新卒向けの就活支援の一つとしてUZUZを紹介します。紹介するのは、運営会社の公式サイトで確かめられた範囲だけです。

UZUZは株式会社UZUZが運営しているサービスで、20代の新卒・第二新卒・既卒・フリーター向けに、オーダーメイド型の就業サポートを行っていると説明しています。新卒向けのサービス名は「UZUZ for 新卒」です。

項目公式サイトの説明
運営会社株式会社UZUZ
対象20代の新卒・第二新卒・既卒・フリーター
新卒の対象地域首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と関西(大阪・京都・兵庫)での就業を希望する場合
費用サービスは全て無料と案内
支援の形オーダーメイド型の就業サポート

新卒は、希望する勤務地が上の地域の場合にサポートの対象になると、よくある質問で案内されています。地方での就職を考えている方は、先に対象かどうかを確かめておきましょう。

Webテスト対策を支援内容に含むかどうかは、公式サイトでは確かめられませんでした。気になる方は、面談の最初に聞いてみてください。

サービスの詳しい内容は、UZUZ for 新卒の公式サイトで確かめられます。

ひとりで調べるか、相談先を使うか

ここまで読んで、『自分は一人でも進められそう』と感じた方もいるはずです。それも立派な選び方です。

一方で、締切が重なって頭が整理できない、落ち続けて何を直せばいいか分からない、という時は、話を聞いてもらうだけで次の一歩が見えることもあります。

迷ったら、まずは大学のキャリアセンターか就活支援サービスに一度だけ相談してみて、合うかどうかを確かめるのがおすすめです。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

次の一歩

相談先を決めたら、Webテストの準備は並行して進めておきましょう。形式が分からない時は、受検案内の文面や受検URLで確かめる方法をWebテストのURLの見方で紹介しています。

落ち続けてつらい時の立て直し方は、Webテストで落ち続ける時の立て直し方で紹介しています。一人で抱えないことも、立派な対策の一つです。

就活エージェントとWebテストのよくある相談

相談は「連絡」「進め方」「不安」の3つが多い

就活エージェントとWebテストにまつわる相談では、結果の連絡が来ない、何から始めればいいか分からない、うまくいかず不安、という声がよく見られます。

就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

エージェント経由で受けたWebテストの結果が2週間来ない

エージェントに紹介された企業の選考結果は、企業ではなくエージェントから連絡が来る。Webテストを受けて2週間たっても連絡がない、という相談です。待つ時間は落ち着かないですよね。

この場合は、担当者に「結果の連絡はいつ頃の予定ですか」と聞いてみてください。エージェント経由の選考では、問い合わせ先もエージェントになることが多いです。

なお、SPIのテストセンターでは受検者が自分の結果を見ることはできず、合否は受検した企業に問い合わせる形だと案内されています。結果の考え方はWebテストの結果は分かる?で紹介しています。

今から就活を始めるが、進め方もやることも分からない

就活の進め方、やるべきこと、スケジュールを教えてほしいという相談です。周りが動き出していると焦りますよね。

まずは、志望する企業の選考の流れを1社分だけ調べてみてください。ES・Webテスト・面接がどの順番で来るかが分かると、準備の順番も見えてきます。選考の流れは就活の選考の流れで紹介しています。

エージェントが紹介した企業のスケジュールで受けているが、内定がない

エージェントが紹介した企業のスケジュールで受けているが、まだ内定がない。このままでいいのか不安、という相談です。

『任せているのに結果が出ない』と感じたら、一度立ち止まって、落ちた段階を書き出してみてください。Webテストで落ちているのか、面接で落ちているのかで、直すところが変わります。

そのうえで、担当者に「自分でも応募したい企業がある」と伝えるのも一つの方法です。エージェントは選択肢の一つなので、自分の就活の主役は自分のままで大丈夫です。

よくある質問

就活エージェントでWebテスト対策はしてもらえますか?

サービスによって支援内容が違います。Webテストについてどこまで相談できるかは、公式サイトか最初の面談で確かめてみてください。問題を解く力は、問題集や公式の例題での練習で上げていくものです。

就活エージェントと大学のキャリアセンターはどちらがいいですか?

どちらが上ということはありません。在学中ならキャリアセンターは身近な相談先です。締切が重なって選考の順番を相談したい時など、困りごとに合わせて使い分けてみてください。

就活エージェントを使うと、Webテストを受けなくてよくなりますか?

選考の流れは企業ごとに決まっています。エージェント経由でもWebテストがある企業は多いので、案内が届いたら自分で受検する前提で準備しておきましょう。

Webテストの結果はエージェントに伝わりますか?

結果の連絡の流れはサービスや企業によって違います。選考結果がどこから届くかは、最初の面談で確かめておくと安心です。

既卒でも就活エージェントは使えますか?

既卒や第二新卒を対象にしているサービスもあります。対象者はサービスごとに違うので、公式サイトの説明で確かめてみてください。中途採用でのWebテストは第二新卒・既卒の転職でWebテストは出る?で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • 就活エージェントは、Webテストの問題を解く場所ではなく、選考の進め方を相談する先の一つ
  • 問題が解けない悩みは自分の練習で、締切や順番の悩みは相談先で、と分けて考える
  • 就活サイト・選考体験記・大学のキャリアセンターも、困りごとに合わせて使い分ける
  • エージェントは対象・地域・支援の中身で選び、Webテストのことは面談で直接聞く
  • 替え玉や解答の共有はやってはいけない。受検は自分一人で

まずは、自分の困りごとが「中身」か「周り」かを書き出してみましょう。それだけで、次に頼る先が見えてきます!

Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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