就活の選考の流れ|ES・Webテスト・面接の順番と準備の配分

就活の選考の流れの中でWebテストがどこに入るかと、ES・Webテスト・面接の準備の配分を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

就活の選考が始まると、ESの締切、Webテストの受検期限、面接の日程が次々にやってきます。どれから手をつければいいのか分からず、焦っている方も多いはずです。

結論から言うと、就活の選考の流れは「ES、Webテスト、面接」が基本で、Webテストは早めに仕上げておくほど、あとの面接準備に時間を回せます。

この記事を読むと、選考の流れの中でWebテストがどこに入るかと、段階ごとに準備の時間をどう配分すればいいかが分かります。

目次

就活の選考はどんな流れで進む?

先に結論

多くの企業の選考は、エントリーとES、Webテスト、面接という順番で進みます。ただし順番や回数は企業ごとに違うので、志望企業の新卒採用ページで流れを確かめるのが出発点です。

『そもそも選考って、どういう順番で進むの?』という疑問から始まる方も多いですよね。

企業によって細かい違いはありますが、よく見られる流れを表にしました。

段階主な中身準備すること
1. エントリー企業に応募の意思を伝える志望企業を選ぶ
2. ES・書類志望動機や自己PRを書いて出す自己分析と企業研究
3. Webテスト能力検査と性格検査を受ける形式に合った問題集での練習
4. グループディスカッションなど複数人で話し合う選考話し合いの進め方の練習
5. 面接一次から最終まで数回話す内容の準備と練習
6. 内定選考の結果が出る進路を決める

すべての企業がこの順番どおりとは限りません。ESとWebテストが同時の企業もあれば、面接の後にWebテストがある企業もあります。

選考の流れは企業の新卒採用ページで確かめる

選考の流れは、企業の新卒採用ページや説明会で案内されることが多いです。まずは志望企業1社分の流れを書き出してみてください。

流れが分かると、Webテストの準備をいつまでに終えればいいかが見えてきます。就活全体の中でWebテストをいつ・何回受けるかは、就活のWebテストはいつ・何回受ける?で紹介しています。

選考の流れは「段階」と「締切」で見る

選考の流れを見る時は、段階の順番だけでなく、それぞれの締切も一緒に確かめておきましょう。

例えば、ES提出の直後にWebテストの案内が来て、受検期限まで数日しかない、ということもあります。締切が近い段階が重なると、準備の時間が一気に足りなくなるんです。

流れを書き出す表の例

志望企業の流れは、次のような表にまとめておくと見通しが立ちます。中身は空欄から始めて、分かったところから埋めていけば大丈夫です。

企業ESの締切Webテストの段階Webテストの形式受検期限面接の予定
1社目新卒採用ページで確認ESと同時受検案内で確認案内で確認未定
2社目新卒採用ページで確認ESの後体験記で当たり未定未定
3社目説明会で確認面接の途中不明未定未定

「不明」や「未定」の欄があっても気にしなくて大丈夫です。案内が届くたびに埋めていくと、自然と全体の予定が見えてきますよ。

Webテストは選考のどこに入る?

パターンは大きく4つ

Webテストが選考のどこに入るかは、企業によって違います。ESと同時、ESの後、面接の途中、インターンの選考の4つのパターンを知っておくと、案内が届いた時に慌てずに済みます。

『Webテストっていつ来るの?』と気になる方もいるはずです。よく見られるパターンを表にしました。

パターン流れの例準備で気をつけること
ESと同時エントリー後、ESとWebテストを同じ期限で出すESとWebテストの準備を並行する
ESの後ESが通った人にWebテストの案内が来るESを出す前から問題集を進めておく
面接の途中一次面接の後などにWebテストや会場受検がある面接準備とWebテストが重なる
インターンの選考インターンの応募時にWebテストがある本選考より早い時期に準備が要る

インターンのWebテストについては、インターンのWebテストで紹介しています。

SPIのテストセンターの流れ

会場や監督者のもとで受けるSPIのテストセンターの場合、提供会社の案内では次のような流れになっています。

SPIのテストセンターで受ける流れ
  1. 企業から受検依頼のメールが届く
  2. テストセンターIDを取得する
  3. Web上で会場と日時を予約する
  4. 自宅のパソコンかスマートフォンで性格検査を受ける
  5. 予約した日に会場で能力検査を受ける

性格検査は、会場予約の操作をした日の27:00(翌3:00)までに受検する決まりで、期限内に終わらないと仮予約がキャンセルになると案内されています。

予約したその日のうちに性格検査まで終えておく、と覚えておくと安心です。テストセンターの流れはSPIのテストセンターとは?でくわしく紹介しています。

自宅で受けるWebテストの流れ

自宅で受けるWebテストは、案内メールに書かれたURLから、受検期限までに自分のパソコンで受けるのが基本です。

例えばSPIのWEBテスティングは、自宅や学校などのパソコンで受ける方式で、スマートフォンからは受けられないと案内されています。受ける前に、パソコンと通信環境を確かめておきましょう。受検環境の確かめ方はWebテストの受検環境で紹介しています。

会場で受ける時の持ち物

テストセンターのリアル会場で受ける場合、持ち物は顔写真付きの本人確認書類と受検票です。筆記用具とメモ用紙は会場で用意され、私物は使えないと案内されています。

オンライン会場の場合は、顔写真付きの本人確認書類の原本に加えて、シャープペンシルか鉛筆、A4の白紙のメモ用紙2枚までを自分で用意します。服装は自由で、スーツである必要はないと案内されています。

段階ごとの準備の配分表

Webテストは「早く始めて早く仕上げる」

ESや面接は企業ごとに準備が要りますが、Webテストは同じ形式なら何社でも同じ準備が生きます。だからこそ、選考が本格化する前に仕上げておくと、あとの時期に面接準備の時間を回せます。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『ESも面接もWebテストも、全部同じくらい大事でしょ?』と思いますよね。

もちろんどれも大事です。ただ、準備の性質がそれぞれ違うので、時間のかけ方を変えたほうが効率よく進められるんです。

段階準備の性質1社ごとに必要な準備早めにやれること
ES企業ごとに書き分ける志望動機の書き分け自己分析とエピソードの棚卸し
Webテスト形式が同じなら使い回せる形式の確認だけ問題集1冊の仕上げ
グループディスカッション場数で慣れるほぼ不要練習の場に参加する
面接企業ごとに準備が要る企業研究と志望動機自己紹介と学生時代の話の練習

表を見ると分かるとおり、Webテストは「1社ごとに必要な準備」がいちばん少ない段階です。形式さえ確かめれば、仕上げた力を何社にも使えます。

ES・Webテスト・グループディスカッション・面接の段階ごとに、1社ごとに必要な準備と早めにやれることを比べ、Webテストを先に仕上げる考え方の図解

時期によって配分を変える

選考の時期によって、どこに時間をかけるかの配分も変わります。考え方の例を表にしました。

時期Webテストの配分ESの配分面接の配分
選考が始まる前多め(問題集を仕上げる)中くらい(自己分析)少なめ
ESの締切が続く頃中くらい(解き直しを続ける)多め(企業ごとに書く)少なめ
面接が始まった頃少なめ(案内が来た形式だけ確認)中くらい多め(企業研究と練習)

これはあくまで考え方の例です。人によって得意不得意が違うので、苦手な段階には早めに多めの時間を取ってみてください。

例えばこんな場面

文系で数学から離れて3年の場合を考えてみます。非言語や計数に時間がかかりそうなら、選考が始まる前の時期に、問題集の基礎の単元を多めに進めておくのがおすすめです。

選考が始まってから慌てて始めると、ESや面接の準備と重なって、どれも中途半端になりがちです。

「今のうちに問題集を1冊終わらせて、ESが始まったら解き直しだけにしよう」

こう決めておくだけで、あとの時期がずいぶん楽になりますよ。数学が苦手な方の立て直し方は、数学が苦手な文系のWebテスト対策で紹介しています。

Webテストを先に仕上げて、面接に時間を回す計画

1週間の時間を先に決めて、段階を割り振る

計画を立てる時は、1週間に使える時間を先に計算し、Webテスト・ES・面接の準備に割り振ります。必要な時間は人によって違うので、ここでは計算の形で紹介します。

『計画を立てたいけど、何時間やればいいのか分からない』という方も多いはずです。

必要な時間は人それぞれなので、ここでは「目安」ではなく、計画を立てるための計算の形を見ていきます。

例1日の時間週の日数1週間の合計配分の例
選考が始まる前1時間5日5時間Webテスト3時間、自己分析2時間
ESの締切が続く頃1時間30分6日9時間ES6時間、Webテストの解き直し3時間
面接が始まった頃2時間5日10時間面接準備7時間、ES2時間、Webテスト1時間
選考が始まる前はWebテストを多めに、ESの締切が続く頃はESを多めに、面接が始まった頃は面接準備を多めにする、時期ごとの時間配分の計画の例の図解

Webテストを仕上げるまでの手順

Webテストを先に仕上げる手順
  1. 志望企業の選考の流れを調べ、Webテストがどの段階にあるかを確かめる
  2. 選考体験記や受検案内で、受ける形式の当たりをつける
  3. その形式の問題集を1冊、時間を気にせず1周する
  4. 2周目からは時間を測って解き、間違えた型を解き直す
  5. 選考が始まったら、案内が来た形式の解き直しだけ続ける

形式の当たりのつけ方は選考体験記でWebテストの形式を調べる方法で、勉強の進め方はWebテストの勉強法で紹介しています。

面接の準備に回した時間でやること

Webテストを先に仕上げておくと、面接が始まる頃に時間の余裕が生まれます。その時間は、企業ごとの志望動機を深めたり、話す練習をしたりするのに使ってみてください。

例えば、自己紹介と学生時代に力を入れたことを、声に出して話す練習をしておくと、本番で落ち着いて話しやすくなります。

テストセンターの結果を送れる場合もある

SPIのテストセンターでは、過去1年以内に受検した人は、前回の受検結果を企業に送信できると案内されています。送れるのは最新の結果だけで、新たに受けたか前回の結果を送ったかは企業に通知されません。

『じゃあ一度受ければもう準備はいらない?』と思うかもしれません。ただ、送信の手続きを完了すると取り消しはできず、受検者は自分の得点を知ることもできないんです。送るかどうかの考え方はWebテストの結果は使い回しできる?で紹介しています。

よくある失敗

ESの締切が近いからと、Webテストの受検を期限ぎりぎりまで後回しにするケースです。期限直前は通信やパソコンのトラブルにも対応しにくくなります。受検案内が届いたら、受ける日を先に決めて手帳に書いておきましょう。

選考が重なった時の進め方

締切順に並べてから、志望度で調整する

ES・Webテスト・面接が重なった時は、まず締切の早い順に並べ、そのうえで志望度の高い企業の準備に時間を寄せます。順番を決めてから手をつけると、全部が中途半端になるのを防げます。

選考が本格化すると、複数の企業の段階が重なってきますよね。『全部やらなきゃ』と思うほど、手が止まってしまうことも。

そんな時は、次のことを順番に確かめてみてください。

重なった時に確かめること
  • 各社の段階と締切を1つの表に書き出したか
  • Webテストの受検期限と、受ける予定日を決めたか
  • テストセンターなら、予約した日のうちに性格検査を終えたか
  • 志望度の高い企業の準備に、時間を寄せられているか
  • 準備が間に合わない企業を、見送るかどうか考えたか

ESとWebテストが同時に来た時

ESとWebテストが同じ期限で求められる企業もあります。こういう時は、Webテストを先に受けてしまうのも一つの方法です。

Webテストは受けてしまえば終わりですが、ESは締切ぎりぎりまで見直せます。先にWebテストを片づけておくと、残りの時間をESに集中できるんです。ESとWebテストの関係はESとWebテストの関係で紹介しています。

結果が来るまでの待ち方

Webテストを受けた後、結果の連絡がなかなか来ないこともあります。SPIのテストセンターでは、受検者が自分の結果を見ることはできず、合否は受検した企業に問い合わせる形だと案内されています。

『結果が来るまで次に進めない』と感じて、手が止まってしまう方もいますよね。

ただ、待っている間も、ほかの企業の準備は止めずに進めておきましょう。結果がどうであっても、次の企業のESや面接の準備は無駄になりません。結果の考え方はWebテストの結果は分かる?で紹介しています。

ひとりで調べるか、相談先を使うか

選考の流れを自分で調べて、計画を立てて進められる方は、それで十分です。

一方で、締切が重なって頭が整理できない時や、どの企業を優先するか決められない時は、誰かと一緒に考えたほうが早いこともあります。大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、相談先の使い方は新卒の就活エージェントの使い方で比べています。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

選考の流れとWebテストのよくある相談

流れの悩みは「企業ごとの違い」と「タイミング」

選考の流れについての相談では、会社ごとの違い、Webテストの受け忘れ、早期選考の案内などがよく見られます。

就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

選考の流れは会社ごとに違うの?

再来年に就活を控えていて、選考の流れは会社ごとに違うのか知りたい、という相談です。

結論から言うと、違います。ES・Webテスト・面接という大きな流れは多くの企業で共通していますが、順番や回数、Webテストの形式は企業ごとに違います。志望企業が決まったら、新卒採用ページで1社ずつ流れを確かめてみてください。

インターンのWebテストを受け忘れてしまった

インターンに申し込んで、選考のWebテストを受けるのを忘れてしまった、という相談です。焦りますよね。

まずは受検案内のメールを開いて、期限と問い合わせ先を確かめてください。

期限が過ぎていれば、企業の採用担当に正直に連絡して、受検できるかを聞いてみるのが一つの方法です。受けられるかどうかは企業の判断になります。期限を過ぎた時の対処はWebテストの受検期限と締切で紹介しています。

説明会で早期選考の案内を受けた

説明会に参加した企業から、早めの時期に選考を受けられると言われた。準備が間に合うか不安、という相談です。

早期選考でも、ES・Webテスト・面接という流れは変わらないことが多いです。まずは選考の流れと締切を確かめ、Webテストの形式が分かれば、その問題集から始めてみてください。準備が間に合いそうにない時は、受ける時期を担当者に相談できるかを聞いてみるのも一つの方法です。

よくある質問

就活の選考の流れはどの企業も同じですか?

同じではありません。ES・Webテスト・面接という大きな流れは多くの企業で見られますが、順番や回数は企業ごとに違います。志望企業の新卒採用ページで確かめてみてください。

Webテストは選考のどの段階で受けますか?

ESと同時、ESの後、面接の途中、インターンの選考など、企業によって違います。受検案内が届いたら、期限と受検方式を先に確かめておきましょう。

Webテストの準備はいつまでに終えればいいですか?

決まった時期はありませんが、選考が本格化する前に問題集を1冊仕上げておくと、あとの時期に面接準備の時間を回せます。

ESとWebテストはどちらを先にやればいいですか?

同じ期限なら、Webテストを先に受けてしまうのも一つの方法です。ESは締切まで見直せるので、残りの時間をESに集中できます。

面接の後にWebテストがある企業もありますか?

あります。一次面接の後などに、Webテストや会場での受検が入る企業もあります。面接の準備と重なりやすいので、選考の流れを早めに確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 就活の選考は、エントリーとES、Webテスト、面接の流れが基本で、細かい順番は企業ごとに違う
  • Webテストは、ESと同時、ESの後、面接の途中、インターンの選考などで受ける
  • Webテストは形式が同じなら何社にも使えるので、早めに仕上げておく
  • 1週間の時間を先に計算して、時期ごとにWebテスト・ES・面接に割り振る
  • 選考が重なったら、締切順に並べてから志望度で調整する

まずは志望企業1社の選考の流れと締切を、1枚の紙に書き出してみましょう!

Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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