インターンのWebテスト|本選考との違いと早めに対策する理由

インターンのWebテストと本選考の違い、早めに対策する理由を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

夏のインターンに応募したら、さっそくWebテストの案内が届いて『まだ何も勉強していないのに』と焦っている方も多いはずです。

結論から言うと、インターンのWebテストは、本選考と同じ種類の適性検査が使われることも多く、早めに形式に慣れておくほど本選考で楽になります。

この記事を読むと、インターンのWebテストと本選考の違い、受けた結果のつながり方を確かめる方法、夏前から始める準備の進め方が分かります。

目次

インターンのWebテストは本選考と何が違う?

先に結論

インターンのWebテストも、SPIや玉手箱などの同じ適性検査が使われることがあります。違いは、受ける時期が早いこと、準備の期間が短いこと、結果の扱いが企業ごとに違うことの3つです。

『インターンのWebテストって、本選考より簡単なんじゃないの?』と思いますよね。

実は、インターン用に別の簡単なテストがあるわけではありません。企業が選ぶ適性検査を、インターンの選考の段階で受けるという形です。

インターンと本選考のWebテストの違いを表にしました。

比べる点インターンのWebテスト本選考のWebテスト
受ける時期大学3年や修士1年の夏前後から本選考のエントリー後
使われる検査SPI、玉手箱、TG-WEBなど企業が選ぶもの同じく企業が選ぶもの
準備に使える期間就活を始めたばかりで短くなりがちインターンでの経験を生かせる
結果の扱い本選考に使うかは企業によって違うその選考で使われる
授業や試験との重なり前期の試験期間と重なることがある卒業研究やゼミと重なることがある

インターンの選考でWebテストを使う理由

インターンには多くの学生が応募するので、企業は参加者を選ぶために、ESとWebテストを組み合わせることがあります。本選考と同じように、面接の前に共通の物差しで確かめたいという考え方です。

厚生労働省は企業に対して、適性検査の結果は応募者の適性の一面を把握するものに過ぎないとして、結果をうのみにしないよう求めています。インターンのWebテストも、選考の一部として見ておけば大丈夫です。

時期が早い分、形式に慣れていない人が多い

インターンのWebテストで苦労しやすいのは、問題の難しさよりも、形式に慣れていないことなんです。

例えば、玉手箱Ⅲは言語・計数・英語がそれぞれ約10分と短い時間で解く検査です。初めて受けると、1問にかけられる時間の短さに驚くことも。

インターンで出会う受け方は3つ

インターンのWebテストでも、受け方は本選考と同じく、自宅で受ける方式、テストセンター、監視型の3つがあります。

受け方準備すること
自宅で受けるWebテスト推奨環境のパソコンと、静かに受けられる時間
テストセンター会場と日時の予約、顔写真付きの本人確認書類
監視型カメラ付きのパソコンと、部屋の条件

SPIのテストセンターのオンライン会場では、上り下りとも10Mbps以上の回線や、Webカメラなどの条件が示されています。自宅で受ける場合でも、受ける前に一度、環境を確かめておきましょう。

就活全体でWebテストが来る場面は、就活のWebテストはいつ・何回受ける?で紹介しています。

インターンの結果は本選考につながる?

つながり方は企業ごとに違うので、案内で確かめる

インターンで受けたWebテストの結果を本選考でも使う企業もあれば、本選考で改めて受けてもらう企業もあります。どちらなのかは、企業の案内で確かめるのがいちばんです。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『夏のインターンで受けた結果が、そのまま本選考でも使われるの?』と気になりますよね。

結論から言うと、使われ方は企業によって違い、外から一律には分かりません。そこで、企業の案内で確かめたい項目をまとめました。

確かめる項目どこで確かめるか分かると準備がどう変わるか
インターンの結果を本選考で使うかインターンの案内、本選考の募集要項本選考で改めて受けるかが分かる
本選考で受け直しができるか本選考の案内、マイページインターンの結果に不安があっても挽回を考えられる
受ける方式(自宅・会場・監視型)受検案内環境や持ち物の準備が決まる
早期選考や優遇の案内があるかインターン参加後の案内本選考の時期が早まるかが分かる
問い合わせ先受検案内の末尾分からない時に聞く先が分かる
インターンの案内を受け取ったら見ること
  • 受検の締切の日付と時刻
  • 受ける方式と推奨環境
  • 結果の扱いについての書き方
  • 本選考での受検についての書き方
  • 問い合わせ先の連絡方法
インターンで受けたWebテストの結果が本選考にどうつながるかを、企業の案内で確かめる5つの項目の図解

SPIのテストセンターなら結果を送る仕組みがある

SPIのテストセンターでは、過去1年以内にテストセンターで受けた結果を、別の企業に送ることができます。性格・能力・英語などの検査ごとに、前の結果を送るか新しく受けるかを選べます。

送れるのは最新の結果だけで、送った後は取り消せません。インターンの時期に受けた結果を本選考の時期にも使える可能性がある一方で、自信のない結果を送ると後から差し替えられない点に気をつけましょう。

テストセンターの予約と当日の流れは、SPIのテストセンターの予約から当日の流れで紹介しています。

自分の点数は見られない

『インターンで受けた結果がよかったのか悪かったのか知りたい』と思う方も多いはずです。

ただ、SPIのテストセンターでは、受検結果を本人が見ることはできないと案内されています。合否は受検した企業に問い合わせる形です。点数が分からないまま次の選考に進むことになるので、手ごたえのメモが自分にとっての大事な記録になります。

よくある失敗

「インターンの時に受けたし、本選考も大丈夫だろう」と準備をやめてしまうケースです。本選考で改めて受ける企業や、違う形式を使う企業もあるので、インターンの後も形式に合わせた練習を続けておきましょう。

インターンのWebテストを早めに対策する理由

早く慣れた人ほど、本選考の時間をほかに回せる

インターンのWebテストに向けて早めに対策しておくと、インターンの選考を通りやすくなるだけでなく、本選考の時期にESや面接へ時間を回せるようになります。

『インターンは本番じゃないし、対策はまだいいかな』と思う方もいるかもしれません。

ただ、Webテストの力は短い期間で急に伸びるものではなく、時間を測って解く練習を重ねることで少しずつ手が動くようになります。早めに始める理由を比べてみました。

夏前から対策を始めると
  • インターンの選考で形式に慌てにくい
  • 苦手な単元に気づく時間がある
  • 本選考の時期にESや面接へ時間を回せる
案内が来てから始めると
  • 締切までに形式に慣れきれない
  • 前期の試験期間と重なって手が回らない
  • 本選考でも同じところでつまずきやすい

前期の試験と重なりやすい

夏のインターンの選考は、大学の前期の試験期間と重なることがあります。試験勉強とWebテストの準備を同時に進めるのは、思った以上に大変です。

試験期間に入る前に、問題集を1冊ひととおり見ておくだけでも、案内が来た時の気持ちの余裕がまったく違います。

ESと同じ週に案内が来た時の進め方

インターンの応募では、ESとWebテストの締切が同じ週に重なることがあります。例えば、金曜日がES締切とWebテスト締切の両方で、水曜日には大学の試験がある、という場面です。

締切が重なった週の進め方
  1. その週の締切と試験の予定を、日付と時刻で書き出す
  2. ESの下書きを先に終わらせる
  3. Webテストを受ける日時を、締切の前日までに決める
  4. 受ける前に、形式の練習を1回分だけやっておく
  5. 受け終わったら、ESの最終確認をして提出する

締切の当日に受けると、通信の不具合などがあった時に立て直す時間がありません。1日でも前に受けておくと安心です。

1回受けると、自分の苦手が見える

インターンのWebテストを1回受けると、どの科目で時間が足りなかったか、どの問題で手が止まったかが見えてきます。

これは、本選考に向けた何よりの手がかりです。受け終わったら、形式の名前と手が止まった問題の種類だけをメモしておきましょう。問題そのものを書き写すことは規約で禁じられていることがあるので、自分の手ごたえだけを書いておきます。

大学3年の夏前から始める準備スケジュール

4つの段階に分けて、少しずつ進める

夏前から始める準備は、種類を知る、基礎を固める、時間を測る、志望企業の形式に合わせる、の4段階で考えると無理がありません。

『何をどのくらいやればいいのか分からない』という声はとても多いです。

勉強の時間は人によって違うので、ここでは段階ごとの「終わったと言える状態」を決めた表にしました。

段階やること終わったと言える状態
1. 種類を知るWebテストの主な種類と受け方を調べるSPIと玉手箱の違いを説明できる
2. 基礎を固める問題集を1冊、時間を気にせず解く1冊を最後まで解き終えた
3. 時間を測る1回分ずつタイマーをかけて解く時間内に最後まで進める感覚がある
4. 形式に合わせる志望企業で出やすい形式の問題集で練習する案内が来た形式をすぐ練習できる
大学3年の夏前から、種類を知る・基礎を固める・時間を測る・形式に合わせるの4段階で準備を進めるスケジュールの図解

週ごとの計画の例

例えば、1日30分を週5日続けると、週に2時間半になります。これを6週続ければ、合計で15時間です。

これは計算の形を示した例で、必要な時間の目安ではありません。数学から離れて時間がたっている方は、段階2に長めに時間を取るなど、自分に合わせて調整してみてください。

1日30分の進め方の例
  1. 前の日に間違えた問題を解き直す
  2. 問題集の新しい単元を1つ解く
  3. 間違えた理由をノートに一言で書く
  4. 週末だけは1回分をタイマーで測って解く

勉強の順番と問題集の使い方は、Webテストの勉強法と1冊を仕上げる進め方でくわしく紹介しています。時期ごとの計画はWebテスト対策はいつから?も参考にしてみてください。

修士1年の方の場合

修士1年の方は、研究や学会の準備と重なることが多いはずです。

まとまった時間が取りにくい時は、移動中に言語の問題を見る、研究の合間に計算の問題を数問解く、というように細かく分けて進めると続けやすくなります。

忙しい時期でも続けるための工夫
  • 1回の勉強は短くてよいので、毎日問題集を開く
  • 言語は移動中、計算は机の前、と場所で分ける
  • 週に1回だけは時間を測って1回分を解く
  • 研究や試験の予定が詰まった週は、解き直しだけにする

よくある相談

失敗しても、次の選考で取り返せる

インターンのWebテストの相談は、受け忘れ、結果の使い回し、点数の変化、対策する種類の4つが多いです。

就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

インターンのWebテストを受け忘れてしまった

『締切を過ぎてしまった。もうインターンは諦めるしかないのか』という相談です。気づいた瞬間、血の気が引きますよね。

まずは、受検案内の問い合わせ先か採用担当に、受け忘れたことを正直に伝えて、受検できる方法があるか聞いてみてください。対応は企業によって違いますが、黙っているより状況が分かります。今後のために、締切は日付と時刻まで手帳に書く習慣をつけておきましょう。

スマートフォンで受けようとしたら開けなかった

『メールをスマホで見ていて、そのまま受けようとしたら進めない。受けないと不採用確定?』という相談です。焦りますよね。

SPIのWEBテスティングは、スマートフォンからは受けられず、タブレットも推奨されていません。まずはパソコンで受検ページを開き直してみてください。締切に間に合いそうにない時は、早めに問い合わせ先へ相談しましょう。

夏のインターンの結果は、本選考でもそのまま使われる?

『本選考でも同じ結果が使われるなら、夏の結果が悪いと終わりなのでは』という不安もよく見かけます。

使われ方は企業によって違います。インターンの案内と本選考の案内を見比べ、分からなければ採用担当に聞いてみてください。SPIのテストセンターの前回結果送信は、受検者が送るかどうかを選ぶ仕組みです。

インターンでは点が低く、本選考で高かったら不正を疑われる?

『夏はボロボロだったけど、本選考までに勉強して点が上がったら、怪しまれないか』という相談です。

練習して力がついたのなら、点が上がるのは自然なことです。気にせず、正攻法で準備を続けてください。一方で、替え玉受検や解答の共有、複数人での受検は規約違反で、やってはいけないことです。

周りが解答を見ながら受けていると聞いた

『先輩から、Webテストは解答を見ながら受けたほうがいいと言われた』という相談もあります。周りの話を聞くと、不安になりますよね。

ただ、解答の共有や替え玉受検は規約違反で、やってはいけないことです。2022年11月には、Webテストの替え玉受験で代行者が逮捕され、依頼した学生も書類送検されたと報じられています(北海道新聞 2022年11月25日)。遠回りに見えても、自分の力で解けるように練習するのがいちばんの近道です。

不正がだめな理由は、Webテストの替え玉・代行受検がだめな理由でくわしく紹介しています。

SPIと玉手箱、どちらを先に対策すればいい?

インターンでよく出るのはSPIと玉手箱だと聞いて、どちらから始めればいいか迷うという相談です。

結論から言うと、志望企業の選考体験記で直近の形式を調べ、出やすいほうから始めるのがおすすめです。まだ志望企業が決まっていない場合は、言語と計数の基礎を固めておくと、どちらが来ても立ち上がりが早くなります。

志望企業の形式を調べて、次の一歩へ

選考体験記は年度・職種・段階をそろえて読む

志望企業のインターンでどの形式が出たかは、選考体験記で調べることができます。ただし年度や職種で変わることがあるので、条件をそろえて読むのがコツです。

『志望企業のインターンで何が出るか知りたい』という方は多いですよね。

選考体験記を読む時は、自分と同じ年度、同じ職種、同じ選考段階のものを選んでみてください。何年も前の情報や、別の職種の情報は、今年の自分には当てはまらないこともあります。

読む時に見ること理由
何年度の選考か形式は年度で変わることがある
どの職種の選考か職種で形式が違うことがある
インターンか本選考か段階で方式が違うことがある
自宅か会場か準備する環境が変わる

体験記は、あくまで「その年にその人が受けた形式」の記録です。同じ企業でも形式が変わることはあるので、最後は自分に届いた受検案内と最初の画面で確かめてみてください。

選考体験記の読み方とワンキャリアの使い方は、選考体験記でWebテストの形式を調べる方法で紹介しています。

インターンの準備をひとりで進めるか、相談先を使いながら進めるかは人それぞれです。何から手をつければいいか分からない時は、大学のキャリアセンターや就活の相談先に一度話してみると、やることが整理されることも。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

よくある質問

インターンのWebテストは本選考より簡単ですか?

インターン用に簡単なテストがあるわけではなく、企業が選ぶSPIや玉手箱などの適性検査が使われることがあります。難しさの感じ方は、形式に慣れているかで大きく変わります。

Webテストでインターンに落ちたら、本選考も受けられませんか?

企業によって違います。インターンに参加できなかった人も本選考に応募できるかは、本選考の募集要項に書かれていることが多いので確かめてみてください。

夏のインターンで落ちたら、冬のインターンで受け直せますか?

受け直しの扱いは企業ごとに違います。冬のインターンの案内に書かれていることを確かめ、分からなければ採用担当に聞いてみてください。

インターンのWebテストをスマートフォンで受けてもいいですか?

検査と方式によって違います。SPIのWEBテスティングはスマートフォンでは受けられないので、受検案内の推奨環境を確かめてから受けてください。

インターンのWebテストの対策はいつから始めればいいですか?

応募したいインターンの締切から逆算して、少しでも早く始めるのがおすすめです。問題集を1冊ひととおり見ておくだけでも、案内が来た時に慌てにくくなります。

まとめ

この記事の要点
  • インターンのWebテストも、SPIや玉手箱などの同じ適性検査が使われることがある
  • 本選考との違いは、時期の早さ、準備期間の短さ、結果の扱いの3つ
  • 結果が本選考につながるかは、企業の案内で確かめる
  • 夏前から4段階で準備すると、本選考の時期に余裕ができる
  • 志望企業の形式は、選考体験記を年度・職種・段階をそろえて読む
Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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