Webテストの種類一覧|SPI・玉手箱・TG-WEBなどの違いと見分け方

Webテストの種類ごとの違いと、受検案内から種類を見分ける方法を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

受検案内に「Webテストを受けてください」としか書かれておらず、どの種類なのか分からないまま締切が近づいている方も多いはずです。

結論から言うと、Webテストの種類は「提供会社」と「受け方」の2つで見ると分かりやすく、案内の文面・URL・最初の画面の3か所を見れば見当がつくことが多いです。

この記事を読むと、主なWebテストの種類ごとの違いと、自分が受ける種類を見分ける手順が分かります。

目次

Webテストの種類はいくつある?まず提供会社で分ける

先に結論

Webテストの種類は、テストを作っている提供会社ごとに分けると分かりやすくなります。就活でよく出会うのは、リクルートマネジメントソリューションズのSPI、日本エス・エイチ・エルの玉手箱・GAB・CAB、ヒューマネージのTG-WEBです。

『Webテストって、全部同じようなものじゃないの?』と思いますよね。

実は、提供会社が違うと、科目の名前も問題の形も時間の使い方もかなり変わります。まずは提供会社ごとの全体像を見てみてください。

提供会社主な検査の名前よく出会う場面
リクルートマネジメントソリューションズSPI業界を問わず多くの企業の選考
日本エス・エイチ・エル玉手箱Ⅲ、GAB、CAB、C-GAB総合職の選考やIT職の選考
ヒューマネージTG-WEB(i9、i9neo など)企業の選考で形式として指定される
日本文化科学社TAP新卒・中途の選考
エン株式会社3Eテスト企業の選考

ほかにも、株式会社CUBICのCUBICや、イー・ファルコンのeF-1Gなど、企業によって使う適性検査はさまざまです。

「SPI」と「Webテスト」は並べて比べるものではない

『SPIとWebテスト、どっちを受けるの?』という疑問もよく見かけます。

SPIはテストの名前で、Webテストは自宅などのパソコンで受けるという受け方の名前です。SPIをWebテストの形で受けることもあれば、テストセンターで受けることもあります。

Webテストという言葉の意味は、Webテストとは?就活で受ける適性検査の全体像で紹介しています。

主な種類の違いを1枚の表で比べる

科目・時間の感覚・電卓の扱いを並べて見る

種類ごとの違いは、出る科目、1問にかけられる時間の感覚、電卓の扱い、提供会社の4つで比べると、対策の分け方が見えてきます。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

提供会社の公式説明をもとに、主な種類を比べる表を作りました。時間は公式に示されている検査全体の時間で、1問あたりの秒数ではありません。

種類主な科目(公式の名称)時間の感覚電卓の扱い
SPI言語・非言語・性格。企業により英語・構造的把握力問題ごとと全体の両方に制限時間があるテストセンターは計算機が使えない。他の方式は案内で確かめる
玉手箱Ⅲ計数(四則逆算)・言語(大意把握)・英語・パーソナリティ言語・計数・英語が各約10分と短い受検案内と画面の説明で確かめる
GAB言語(論理)・計数(図表理解)・英語・パーソナリティ全体で80〜90分受検案内と画面の説明で確かめる
CAB四則逆算・法則性・命令表・暗号・パーソナリティ全体で72〜95分受検案内と画面の説明で確かめる
TG-WEB i9言語と数理の論理的思考(判断推理力)30分受検案内と画面の説明で確かめる
TG-WEB i9neo言語と数理の基礎能力15分で、i9より設問が多い受検案内と画面の説明で確かめる
SPI・玉手箱・GAB・CAB・TG-WEBの科目と時間の感覚、電卓の扱いを並べて比べた図解

SPIは「言語と非言語」の基礎力

SPIの能力検査は、言葉の意味や話の要旨をつかむ言語分野と、数的な処理や論理的思考を見る非言語分野が基本です。受検者の回答状況に応じて次の問題が出るので、全体の時間内に出る問題数は人によって違います。

SPIの科目と受検方式は、SPIのWebテストの科目と対策の進め方でくわしく紹介しています。

玉手箱は短い時間で同じ形の問題が続く

玉手箱Ⅲは、言語・計数・英語がそれぞれ約10分と短いのが特徴です。計数の四則逆算は、四則演算を組み合わせた等式の中の分からない数を求める問題だと公式に書かれています。

言語の大意把握は、1000文字程度のエッセイを読んで筆者の訴えたい趣旨を判断する問題です。科目ごとの組み合わせは玉手箱のWebテストの科目と対策で見ています。

GABとCABは同じ提供会社の別の検査

GABは、主張のある文章の論理を見る「論理」と、図表を読み取って計算する「図表理解」が中心です。玉手箱と同じ日本エス・エイチ・エルの検査ですが、時間も文章の長さも違います。

CABはITエンジニアやデジタル人材の素質を見る検査で、暗号や命令表といった独特の科目があります。ITやプログラミングの知識は問わないとされています。

C-GABは、テストセンター型の総合適性検査です。C-GAB plusでは、テストセンターの会場に行けない場合でも、自宅などから監視付きのWeb会場で受けられると説明されています。

くわしくはGABのWebテストとCABのWebテストで紹介しています。

TG-WEBは名前の後ろの記号で中身が変わる

TG-WEBはヒューマネージの適性検査シリーズの総称です。同じTG-WEBでも、判断推理力を見るi9と、基礎能力を見るi9neoでは、時間も問題の形も違います。

案内に「TG-WEB」とだけある時は、最初の画面で検査の名前を確かめてみてください。TG-WEBの種類はTG-WEBのi9とi9neoの違いでまとめています。

TAPや3Eテストなど、ほかの種類もある

日本文化科学社のTAPは、新卒にも中途にも使われる適性検査です。総合タイプは60分で、言語・数理・論理の能力問題と性格検査が入っていると公式に書かれています。

TAPのWeb受検は、パソコンのほかタブレットやスマートフォンでも受けられるとされています。SPIのWEBテスティングがスマートフォンで受けられないのとは違うので、種類ごとに推奨環境を見ておきたいところです。

エン株式会社の3Eテストは、企業から受検の案内メールが2通届く仕組みです。1通目に受検用のページ、2通目にログインIDとパスワードが書かれていると受検の手引きで説明されています。

3Eテストは深夜の時間帯に注意

3Eテストは深夜3時から5時がシステムメンテナンスで受検できず、受検の終わりがこの時間帯に入ると受検が無効になると案内されています。締切の夜に遅い時間から始めるのは避けておきましょう。

受け方の種類も別にある

同じ検査でも、受け方が変わると準備が変わる

Webテストの種類は、検査の中身だけでなく、どこでどう受けるかでも分かれます。自宅で受ける方式、テストセンター、監視型の3つを押さえておきましょう。

『種類って、SPIか玉手箱かだけじゃないの?』と思うかもしれません。

ただ、同じSPIでも、自宅で受けるWEBテスティングとテストセンターでは、持ち物も電卓の扱いも違います。受け方の種類を表にしました。

受け方例準備のポイント
自宅などで受けるWebテストSPIのWEBテスティング、玉手箱Ⅲ、WebGAB推奨環境の確認と、締切までに受けること
テストセンターSPIのテストセンター、C-GAB plus、TG-WEBのテストセンター方式予約、本人確認書類、会場の決まり
監視型(人やAIが見る)SPIのオンライン会場、WebGAB Secure、TG-WEB eyeカメラ付きのパソコンと部屋の条件
マークシートSPIのペーパーテスティング、GAB企業が用意した会場で受ける

テストセンターと自宅受検で何が変わる?

SPIのテストセンターには、全国の常設会場のリアル会場と、自宅などから監督付きで受けるオンライン会場があります。どちらで受けても、テストセンターの受検結果として同じに扱われます。

テストセンターの違いはCBTとWebテストの違いでも紹介しています。

監視型は人が見るかAIが見るか

SPIのオンライン会場は人が監督する方式で、録画やAIによる確認ではないと提供会社が説明しています。一方、SHLのWebGAB SecureとヒューマネージのTG-WEB eyeはAIが受検中の行動を監視する方式です。

C-GAB plusのWeb会場は、AIと人の目の両方による監視だと説明されています。

監視なしの自宅受検で楽な所
  • 予約がいらず、締切までの好きな時間に受けられる
  • 慣れたパソコンで受けられる
  • カメラや部屋の条件を気にしなくてよい
監視型で準備が増える所
  • カメラ付きのパソコンが必要になる
  • 部屋や机の上の条件をそろえる必要がある
  • 受検中の姿勢や離席に決まりがある

受検案内・URL・最初の画面から種類を見分ける

3か所を順に見れば、見当がつくことが多い

企業はWebテストの種類を案内に書かないことがあります。そんな時は、案内の文面、受検URL、ログイン後の最初の画面を順に見てみてください。

『案内メールにテストの名前が書いていない』という方は多いはずです。

そんな時に使える、種類の見分け方の手順をまとめました。

種類を見分ける手順
  1. 案内メールの本文で、検査の名前や提供会社の名前を探す
  2. 所要時間、受検方式(自宅・会場・カメラの有無)の書き方を見る
  3. 受検URLのドメインをメモする(推測だけで決めつけない)
  4. ログイン後の最初の画面で、検査の名前と注意事項を読む
  5. 練習画面や例題の形式を見て、科目の名前を確かめる
  6. それでも分からなければ、案内の問い合わせ先に聞く
受検案内の文面、受検URL、最初の画面の3か所を順に見て、Webテストの種類を見分ける判定の流れの図解

案内の文面で手がかりになる言葉

案内の文面には、思ったより多くの手がかりがあります。例えばこんな書き方です。

案内の言い回しの例読み取れること
「テストセンターでの受検をお願いします」予約が必要な会場型の受け方
「性格検査を事前に受検してください」会場の受検の前に性格検査を受ける流れの可能性
「Webカメラが必要です」監視型の受け方の可能性
「所要時間は約○分です」公式の時間と照らして種類の見当がつく

例えば、案内に「性格検査と能力検査で約65分」と書かれていたとします。SPIの性格と基礎能力の検査は、WEBテスティングやテストセンターで約65分と提供会社が示しているので、SPIの可能性を考える手がかりになります。

所要時間はあくまで手がかりで、同じ時間の検査もあります。時間だけで決めつけず、最初の画面の説明とあわせて確かめましょう。

URLだけで種類を決めつけない

受検URLのドメインから種類を推測する情報はネット上にたくさんあります。ただ、URLは企業や時期で変わることもあり、URLだけで決めつけると別の種類の対策をしてしまうことも。

URLから分かることと分からないことは、WebテストのURLで種類は分かる?で紹介しています。

公式情報で中身を確かめられない検査名が出たら

案内に、TRACSのように提供会社の公式情報で中身を確かめられない検査名が出てくることもあります。

その場合は、ネットの噂で中身を決めつけず、受検案内と最初の画面の説明で科目と時間を確かめてみてください。分からない点は案内の問い合わせ先に聞くのが確実です。

よくある失敗

「GABと聞いていたのに、画面を開いたら別の形式だった」というように、事前の情報と実際が違うこともあります。受ける直前にも最初の画面の説明を読み、形式に合わせて解き方を切り替えましょう。

よくある相談

見慣れない種類ほど、最初の画面と問い合わせ先が頼り

種類についての相談は、見慣れないURL、面接後の追加試験、種類ごとの対策の3つが多いです。

就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

見たことのないリンクが送られてきて、種類が分からない

『聞いたことのないドメインのリンクが届いて不安』という相談です。怪しいメールではないか心配になりますよね。

まず、送り主の企業名と、選考を受けている企業が一致しているかを確かめてみてください。そのうえでログイン後の最初の画面で、検査の名前と提供会社の表記、注意事項を読みましょう。不安が残る時は、企業の採用担当に確認すれば安心です。

面接の後にまた筆記試験と言われた。Webテストと同じ種類?

Webテストの後に、面接と合わせて別の筆記試験を受けるよう言われたという相談もあります。

同じ種類とは限らないので、案内に書かれた所要時間と受け方を確かめ、分からなければ採用担当に聞いてみてください。聞き方は「当日の持ち物と所要時間を教えてください」のように具体的にすると答えてもらいやすいです。

種類ごとに別々の対策が必要?

『玉手箱、テストセンター、CABと、全部別々に勉強しないといけないの?』という悩みもよく見かけます。

結論から言うと、科目の基礎は共通する所もありますが、問題の形と時間の感覚は種類ごとに違います。まず受ける種類の問題集で形に慣れ、ほかの種類は案内が来た時に足していく順番がおすすめです。

事前に聞いていた種類と、実際の画面が違った

『GABだと聞いていたのに、開いたら違う形式だった』という相談もあります。準備してきた分、戸惑いますよね。

形式は年度や選考段階で変わることもあるので、こういうことは起こりえます。まずは画面の説明と練習問題で形を確かめ、分かる問題から落ち着いて進めてみてください。受けた後に気になる点があれば、採用担当に事実だけを伝えて相談するのも一つの方法です。

種類が分かったら、対策をどう分ける?

受ける予定の種類から1つずつ固める

すべての種類を一度に対策しようとすると、どれも中途半端になりがちです。受検案内が来た種類と、志望企業で出やすいと分かった種類から順に固めましょう。

『まだ案内が来ていないけど、何を勉強すればいい?』という方もいますよね。

案内が来ていない段階なら、言語と計数の基礎を固めておくと、どの種類が来ても立ち上がりが早くなります。種類が分かった時点で、その種類の問題集に切り替えてみてください。

状況ごとに、やることを表にしました。自分がどこにいるかを見て、次の一歩を決めてみてください。

今の状況やること
まだ案内が来ていない言語と計数の基礎を固め、志望企業の選考体験記を読む
案内は来たが種類が分からない文面・URL・最初の画面の順に見て、種類の見当をつける
種類が分かったその種類の問題集で、時間を測って解く
複数の種類の案内が重なった締切が早いものから順に、種類ごとに練習を切り替える
種類が分かった後のチェック
  • その種類の科目の名前と組み合わせを確かめた
  • その種類の問題集を1冊決めた
  • 時間を測って1回分を解いてみた
  • 電卓や筆記用具の扱いを案内で確かめた
  • 受検の方式(自宅・会場・監視型)に合わせて環境を整えた

志望企業でどの種類が出たかを調べる時は、選考体験記を年度・職種・選考段階をそろえて読むのがコツです。体験記の読み方は選考体験記でWebテストの形式を調べる方法で紹介しています。

種類の調べ方をひとりで進めるか、就活の相談先も使いながら進めるかは、人それぞれです。選考が重なって手が回らない時は、相談先を頼るのも一つの方法です。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

よくある質問

Webテストの種類で多いのはどれですか?

就活ではSPI、玉手箱、GAB、CAB、TG-WEBに出会うことが多いです。どれを使うかは企業や年度、職種によって違うので、受検案内で確かめてください。

TRACSのWebテストはどんな内容ですか?

当サイトでは提供会社の公式情報で中身を確かめられていません。案内に出てきた場合は、受検案内と最初の画面の説明で科目と時間を確かめてください。

種類が分からないまま受けてもいいですか?

受けること自体はできますが、形式に慣れていないと時間が足りなくなりやすいです。最初の画面の説明と練習画面で形式を確かめてから本番に進みましょう。

監視型かどうかはどこで分かりますか?

受検案内に「Webカメラが必要」などの書き方があるかを見てください。監視型では受検前にカメラや部屋の確認があるので、案内と最初の画面の注意事項に書かれていることが多いです。

SPIと玉手箱の両方を対策したほうがいいですか?

案内が来ていない段階なら、言語と計数の基礎を固めておくのがおすすめです。受ける種類が分かった時点で、その種類の問題集に切り替えてください。

まとめ

この記事の要点
  • Webテストの種類は、提供会社と受け方の2つで整理すると分かりやすい
  • 主な種類はSPI、玉手箱、GAB、CAB、TG-WEBで、科目も時間の感覚も違う
  • 電卓の扱いは種類と方式で違うので、案内と画面の説明で確かめる
  • 種類は案内の文面、URL、最初の画面の3か所で見当をつける
  • 公式情報で中身を確かめられない検査名は、噂で決めつけない
Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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