当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。
問題集を買う前に、まずはお金をかけずにWebテストの練習をしてみたい。どこで無料の問題が解けるのか探している方も多いはずです。
結論から言うと、Webテストは提供会社の公式の例題と、就職サイトの模擬テストを使えば無料で練習を始められます。使う順番を決めておくと、限られた問題を無駄なく生かせます。
この記事を読むと、無料で使える練習の一覧と、使う順番、気をつけたいことが分かります。
Webテストは無料でどこまで練習できる?
無料の練習でできるのは、形式の雰囲気をつかむことと、今の力を確かめることです。同じ形式の問題を繰り返して解き方を身につけるには、問題集での練習を組み合わせるのがおすすめです。
『無料の問題だけで本番まで行けないかな』と思いますよね。
無料の練習は、始めの一歩としてとても役に立ちます。ただ、公式の例題は数が限られていて、就職サイトの模擬テストは本番とは作りが違います。
だからこそ、無料の練習は「何のために使うか」を決めて使うのがコツなんです。
| 無料の練習でできること | 無料の練習だけでは難しいこと |
|---|---|
| 形式の雰囲気をつかむ | 同じ型の問題を何度も解く |
| 今の力と苦手な分野を知る | 本番と同じ時間配分に慣れる |
| 本番前の操作に慣れる | 形式ごとの解き方を体系的に覚える |
問題集の選び方はWebテストの問題集の選び方で紹介しています。
無料で使える公式の例題と模擬テストの一覧
無料で使える練習は、適性検査の提供会社が公開している例題と、就職サイトが用意している模擬テストに分かれます。ここでは公式ページで確かめられた範囲を紹介します。
ここが、この記事でいちばん大事なところです。
『無料で練習できるサイトをまとめて知りたい』という声はとても多いです。公式ページで確かめられた無料の練習を表にしました。
| 提供元 | 練習の中身 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| リクルートマネジメントソリューションズ(SPIの提供会社) | 学生向けの就職準備応援サイトに、能力検査・構造的把握力検査・英語能力検査・性格検査の問題例 | SPIの形式を最初に見る |
| SPIの本番の受検画面 | 受検開始前の説明画面と練習画面。言語と非言語の練習問題が1題ずつ | 本番直前に操作を確かめる |
| SPIのテストセンター | マイページから入れる仕組みと回答の練習のページ | 予約後に会場受検の流れを確かめる |
| SHLグループ | 英語の練習テストのWebサイト | 形式の雰囲気をつかむ |
| マイナビ | 適性検査対策WEBテスト。1回10問の実力アップ講座と、全国一斉WEB模擬テスト | 腕試しと苦手探し |
| リクナビ | リクナビオリジナルの言語・非言語Webテスト(パソコンのみ)とリクナビ性格検査 | 形式に慣れる練習の一つ |

内容は年度で変わることがあるので、使う前に各サイトで確かめてみてください。
SPIの公式の問題例
SPIの提供会社の学生向けサイトには、能力検査の問題例が載っています。語彙、文章読解、計算、推論、確率的思考などの問題例と正答を見られます。
ただ、リクナビの就活準備ガイドでは、SPIには公式の模擬試験はないと案内されています。問題例は形式を知るためのもので、まとまった量を解く模擬試験とは別物と考えておきましょう。
問題例はリクルートマネジメントソリューションズの就職準備応援サイトで見られます。
SHLグループの練習テスト
SHLは、自社の適性検査にはすべて本題の前に例題が用意されていて、受検者は練習問題を経てから受検すると説明しています。また、SHLグループは模擬テストができるWebサイトを公式に提供しています。
その一つがSHLグループの練習テストで、英語のページです。難易度は本番と同じとは限らないこと、結果を第三者と共有してはならないことが書かれています。
日本語の玉手箱やGABの公式の例題ページは、確かめられませんでした。形式の雰囲気をつかむ目的で使ってみてください。
マイナビの模擬テスト
マイナビの適性検査対策WEBテストは、会員登録で無料で使えると案内されています。
全国一斉WEB模擬テストは、言語系・非言語系・一般常識・時事問題の4ジャンル各10問、計40問で、年10回行われます。全国順位や偏差値が分かるので、今の自分の位置を知るのに使えます。くわしくはマイナビのWebテストで紹介しています。
1回10問の実力アップ講座は、短い時間で取り組めるので、苦手な分野を少しずつ練習するのに向いています。模擬テストで力を測り、実力アップ講座で少しずつ練習する、という組み合わせもおすすめです。
リクナビの練習テストと性格検査
リクナビの就活準備ガイドでは、リクナビオリジナルの「言語・非言語Webテスト」と「リクナビ性格検査」が紹介されています。言語・非言語Webテストはパソコンのみで受けられると案内されています。
SPIそのものを提供しているのはリクルートマネジメントソリューションズで、リクナビのテストはSPIの公式の練習とは別物です。パソコンで解く練習の一つとして使ってみてください。くわしくはリクナビのWebテストで紹介しています。
無料の練習を使う順番
無料の練習は、使う順番を決めておくと効果が上がります。最初に公式の例題で形式を見て、就職サイトの模擬テストで力を測り、問題集で苦手を直し、本番前の練習画面で操作を確かめます。
『無料の練習がいくつかあるのは分かったけど、どれから使えばいいの?』と迷いますよね。おすすめの順番を手順にしました。
- 受検案内や選考体験記で、受ける形式を確かめる
- 提供会社の公式の問題例で、形式の雰囲気をつかむ
- 就職サイトの模擬テストを1回受けて、苦手な分野を知る
- 苦手な分野を、問題集で集中して練習する
- もう一度模擬テストを受けて、伸びを確かめる
- 本番では、受検開始前の練習画面で操作を確かめる

例えばこんな場面
SPIの案内が届いて、受検期限まで2週間ある場合を考えてみます。
最初の日に公式の問題例で形式を見て、次の日にマイナビの模擬テストを受けます。非言語系の間違いが多ければ、問題集の非言語の単元を1週間かけて練習し、最後にもう一度模擬テストで確かめる、という流れです。
「模擬テストの非言語が低かったから、まずは割合から練習しよう」
こんなふうに、模擬テストの結果を次の練習につなげるのがコツですよ。
模擬テストは点数より「間違えた分野」を見る
模擬テストの点数が低いと落ち込みますよね。でも、模擬テストは本番とは作りが違うので、点数で一喜一憂しなくて大丈夫です。
見るべきなのは、どの分野で間違えたかです。間違えた分野をメモして、問題集で練習するところまでが、模擬テストの使い方なんです。
無料の練習で気をつけること
無料の練習を探していると、登録を求めるサイトや、解答集を配るとうたうアカウントに出会うことがあります。提供元を確かめ、不正につながるものには近づかないようにしましょう。
無料で使える練習は便利ですが、気をつけたいこともあります。
- 提供元の会社名が分かるか
- 会員登録で入力する情報と、その使い道に納得できるか
- 「公式」とうたっていても、提供会社のサイトかどうか
- 解答集の配布や、問題の共有をうたっていないか
- 退会や配信停止の方法が分かるか
SPIの提供会社は、公式のSPI対策本はなく、書店の対策本は公認したものではないと説明しています。無料のサイトも同じで、「公式」と書いてあっても、提供元を確かめてから使ってみてください。
無料で解答集を配る、とうたうアカウントやサイトを見かけることがあります。解答集を使うことや、問題・解答の共有は規約違反で、やってはいけないことです。東京大学は、本学を名乗る団体によるWEBテスト解答集の販売について、作成企業の著作権を侵害している疑いがあり、テストの公正性を損なうと注意を呼びかけています。
無料の練習と問題集の組み合わせ方
無料の練習だけで足りない部分は、問題集で補うのが近道です。問題集は1冊に絞り、無料の模擬テストで見つけた苦手な分野から解いていくと、短い時間でも伸びを感じやすくなります。
勉強の全体の進め方はWebテストの勉強法で、すきま時間の使い方はWebテスト対策アプリの選び方で紹介しています。
一人で進めるのが不安な時は
無料の練習を続けていても、選考の進め方そのものに迷うこともありますよね。
大学のキャリアセンターで模擬試験や対策講座を開いていることもあります。締切が重なって何から手をつければいいか分からない時は、相談先を使うのも一つの方法です。
Webテストドットコム
Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか
Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。
無料就活支援サービスの使い方を見るWebテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。
無料の練習のよくある相談
無料の練習についての相談では、形式ごとの無料の模擬試験の場所、何度も受けられるか、個人情報が心配、という声がよく見られます。
就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。
玉手箱を無料で練習できるサイトはある?
玉手箱の模擬試験を無料でできるサイトを知りたい、という相談です。
日本語の玉手箱の公式の例題ページは、確かめられませんでした。SHLグループの英語の練習テストで形式の雰囲気をつかみ、玉手箱の形式に合った問題集で練習を重ねるのがおすすめです。玉手箱の対策の順番は玉手箱のWebテストとは?で紹介しています。
無料のお試しテストを何度も受けられるサイトはある?
SPIやWebテストの無料のお試しテストを、何度も受けられるサイトはないか、という相談です。
マイナビの全国一斉WEB模擬テストは年10回行われると案内されています。回数に限りがある練習は、受けるたびに間違えた分野を確かめ、次の回までに問題集で直しておくと伸びを確かめやすくなります。
練習のために個人情報を登録するのが心配
練習としてWebテストを受けたいが、個人情報やアカウントの登録が心配、という相談です。
その不安はもっともです。登録する前に、提供元の会社名と、入力する情報の使い道を確かめてみてください。納得できないサイトには、無理に登録しなくて大丈夫です。
提供会社の公式の問題例のように、登録なしで見られる練習から始める方法もあります。
よくある質問
Webテストは無料で練習できますか?
できます。提供会社の公式の問題例や、就職サイトの模擬テストなどがあります。形式の雰囲気をつかむことと、今の力を確かめることに使い、繰り返しの練習は問題集と組み合わせてみてください。
SPIの公式の模擬試験はありますか?
リクナビの就活準備ガイドでは、SPIには公式の模擬試験はないと案内されています。提供会社の学生向けサイトには問題例があり、本番の受検前には練習画面もあります。
無料の模擬テストの点数が低くても大丈夫ですか?
模擬テストは本番とは作りが違うので、点数だけで落ち込まなくて大丈夫です。どの分野で間違えたかを確かめて、問題集での練習につなげてみてください。
無料の練習と問題集はどちらを先に使えばいいですか?
先に公式の問題例で形式を見て、模擬テストで苦手を知ってから問題集を始めると、どこを重点的に練習すればいいかが分かります。
まとめ
- Webテストは、提供会社の公式の問題例と、就職サイトの模擬テストで無料で練習を始められる
- 無料の練習は、形式の雰囲気をつかむことと、今の力を確かめることに使う
- 形式を見る、力を測る、問題集で直す、本番前に確かめる、の順番で使う
- 模擬テストは点数より間違えた分野を見る
- 提供元を確かめ、解答集や問題の共有には近づかない





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