Webテストを短期間で対策する方法|締切まで1週間しかない時

Webテストを短期間で対策する方法を、残り日数別の計画表と捨てる単元の決め方で紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

Webテストの案内が届いたら、受検期限まであと1週間しかない。問題集を買ったばかりで、何から手をつければいいのか焦っている方も多いはずです。

結論から言うと、Webテストを短期間で対策する時は、受ける形式を確かめてから、やる単元を絞り、時間を測る練習まで一気に進めるのが近道です。全部をやろうとしないことが、いちばんのコツなんです。

この記事を読むと、残り日数ごとの計画の立て方と、捨てる単元の決め方、当日の準備が分かります。

目次

Webテストは短期間でも対策できる?

先に結論

短期間でも、形式に慣れることと、出やすい型を解けるようにすることはできます。そのためには、最初の1日で形式と期限を確かめ、やることを絞ってから始めるのが大事です。

『1週間で間に合うわけない』と思ってしまいますよね。

ただ、短期間で伸ばせることもあります。SHLは、自社のテストについて、問題形式や制限時間、解き方をよく理解し、練習した上で受検することが望ましいと説明しています。

形式を知らないまま本番を迎えるのと、形式と解き方を知ってから受けるのとでは、落ち着き方が違います。短い期間でも、そこまでは十分に届くんです。

最初の1日でやること

最初の1日でやること
  1. 受検案内で、形式の手がかり・受検期限・受検方式を確かめる
  2. 受ける形式に合った問題集を1冊だけ用意する
  3. 問題集の模擬テストを1回分、時間を測らずに解く
  4. 間違えた問題を、単元ごとに数える
  5. 残りの日数で、どの単元をやるかを決める

案内が来た日のうちにここまで終えられると、残りの日数をまるごと練習に使えます。

形式が分からない時は、受検URLや受検前の説明画面も手がかりになります。確かめ方はWebテストのURLの見方で紹介しています。

受検方式で準備が変わる

受検方式も、最初に確かめておきたいところです。例えばSPIには、テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4つの受け方があり、どれになるかは応募先企業によって違います。

テストセンターなら、Web上で会場と日時を予約し、予約した日のうちに性格検査を受ける流れになります。予約は早めに取っておくと安心です。

短期間でやりがちな進め方

焦っている時ほど、遠回りの進め方を選んでしまうことがあります。よくある進め方と、その直し方を比べてみましょう。

短期間に向いた進め方
  • 問題集は1冊に絞って解き直す
  • 模擬テストで間違えた単元から手をつける
  • 間違えた理由を一言で書いて次に進む
遠回りになりやすい進め方
  • 問題集を何冊も買って少しずつ解く
  • 1ページ目から順番に全部やろうとする
  • 解説を読まずに答え合わせだけする

『あれもこれもやらなきゃ』と思うほど、手が止まりやすくなります。やることを減らすほど、短期間では前に進めるんです。

残り日数別の計画表

日数が少ないほど「絞る」を強くする

残り日数によって、やることの量を変えます。3日なら形式に慣れることと得点しやすい型に絞り、1週間なら苦手の型を1つ足し、2週間なら問題集を1周してから時間を測る練習まで進めます。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『残り何日なら、何をすればいいの?』という悩みに答えるために、残り日数別の計画表を作りました。

残り日数やることやらないこと終わったと言える状態
3日形式の確認、模擬テスト1回、得点しやすい型の練習苦手な単元の基礎からのやり直し本番の形式と時間の感覚が分かる
1週間3日分に加えて、苦手な型を1つだけ練習問題集の全部の単元得点しやすい型と苦手な型1つを解ける
2週間問題集を1周し、時間を測る練習まで2冊目の問題集時間内に最後まで進める
残り3日・1週間・2週間の日数ごとに、やること・やらないこと・終わったと言える状態を並べた短期間の計画表の図解

残り3日の進め方

日やること
1日目形式と期限を確かめ、模擬テストを1回分解いて間違えた単元を数える
2日目間違いの少なかった単元(得点しやすい型)を、解説を読みながら解く
3日目時間を測ってもう1回分解き、間違えた問題を解き直す

3日しかない時は、苦手を克服するより、取れるところを確実に取ることを優先します。

『苦手を放っておいていいの?』と不安になりますよね。今回は時間が足りないので、苦手は次の選考までの宿題にして大丈夫です。

残り1週間の進め方

日やること
1日目形式と期限を確かめ、模擬テストを1回分解く
2〜3日目得点しやすい型を、解説を読みながら解く
4〜5日目苦手な型を1つだけ選び、続けて解く
6日目時間を測って1回分解く
7日目間違えた問題だけ解き直し、受検の準備をする

受検期限の最終日に受けるのは避けて、6日目か7日目に受けるつもりで計画すると、トラブルにも対応しやすくなります。

『1週間って長いようで、あっという間』という声もよく聞きます。授業やアルバイトで勉強できない日がある時は、その日を先に計画から外しておくと、予定がずれても慌てずに済みますよ。

残り2週間の進め方

週やること
1週目問題集を1周する(分からない問題は解説を読んで先へ進む)
2週目時間を測って解き、間違えた型を解き直す

2週間あれば、問題集を1周できる人も多いはずです。1周目は止まらずに進め、2週目で時間を測る練習に入るのがコツです。普段の勉強の進め方はWebテストの勉強法で紹介しています。

1日の時間を先に計算する

短期間の計画では、1日に使える時間を先に計算しておくと、無理のない量が見えてきます。必要な時間は人によって違うので、ここでは計算の形で見てみましょう。

例1日の時間日数合計
授業やアルバイトがある週1時間7日7時間
予定が少ない週2時間7日14時間
残り3日で集中する3時間3日9時間

合計が分かったら、その中で「模擬テスト」「得点しやすい型」「苦手な型」「解き直し」に時間を割り振ります。計画どおりに進まない日があっても、解き直しだけは続けておくと、積み上げが途切れにくくなりますよ。

捨てる単元の決め方

「よく出る」「伸びやすい」「苦手でない」で決める

短期間では、全部の単元を仕上げる時間はありません。捨てる単元は、出る可能性、短い時間での伸びやすさ、今の得意不得意の3つで決めます。

『捨てるなんて怖い』と思う方もいますよね。

ただ、全部の単元に少しずつ手をつけると、どれも中途半端になりがちです。短期間では、やる単元を決めて、それ以外はいったん置いておく勇気が大事なんです。

単元の状態短期間での扱い理由
模擬テストでよく出て、少し練習すれば解ける最優先でやる短い時間で点につながりやすい
よく出るが、基礎から分からない時間があれば1つだけ伸びるまで時間がかかる
あまり出ず、すでに解ける解き直しだけ練習を足しても伸びが小さい
あまり出ず、基礎から分からない今回は置いておく次の選考までの宿題にする
模擬テストでの出やすさと、少し練習すれば解けるかどうかの2つの軸で、最優先・1つだけ・解き直しだけ・今回は置いておくの4つに単元を分ける判定の図解

例えばこんな場面

文系で数学から離れて3年の場合を考えてみます。模擬テストで、言語はまずまず解けたが、非言語の割合と推論で多く間違えたとします。

残り1週間なら、言語の解き直しで取れる点を固めつつ、割合の型を1つだけ集中して練習する、という配分が考えられます。推論は今回は置いておき、次の選考までの宿題にします。

「推論も気になるけど、今回は割合だけにしよう」

こう決めるだけで、残りの日数でやることがはっきりしますよ。数学の苦手の立て直し方は数学が苦手な文系のWebテスト対策で紹介しています。

形式ごとに「取れる型」を見つける

短期間で点につなげやすい型は、受ける形式によって違います。提供会社の公式の説明で、形式ごとの科目を確かめてから選んでみてください。

例えば玉手箱Ⅲの計数は、簡単な四則演算を組み合わせた等式中の未知数を求める四則逆算です。解き方の手順が決まっているので、短期間でも繰り返すほど速くなりやすい型です。

SPIの言語分野には、語彙や語順の並べ替えなどもあります。語彙のように覚えた分だけ点につながる型は、残り日数が少ない時の練習にも向いています。玉手箱の計数は玉手箱の計数対策で紹介しています。

置いておいた単元の問題が出たら

本番で、置いておいた単元の問題が出ることもあります。その時は、長く考え込まずに、ほかの問題に時間を回すことを意識してください。

SPIでは、問題ごとの制限時間が来ると自動で次に進む仕組みがあると案内されています。分からない問題に時間を使いすぎないことも、短期間の対策では大事な作戦の一つです。

短期間でも点を落とさない当日の準備

準備不足より、当日のトラブルで点を落とさない

短期間の対策では、勉強の時間だけでなく、受検環境や時間の使い方の準備も大事です。当日のトラブルで実力を出し切れないのは、もったいないですよね。

勉強に集中していると、当日の準備が後回しになりがちです。受ける前に、次のことを確かめておきましょう。

受検の前日までに確かめること
  • 受検期限の日時と、受ける予定の日を決めたか
  • 受検方式(自宅・テストセンター)と、必要な端末を確かめたか
  • 自宅受検なら、パソコンと通信環境が受検の条件に合っているか
  • テストセンターなら、本人確認書類と受検票を用意したか
  • 電卓の可否や、筆記用具・メモ用紙のルールを案内で確かめたか
  • 通知や自動で起動するアプリを止めたか

例えばSPIのWEBテスティングは、パソコンで受ける方式で、スマートフォンからは受けられないと案内されています。テストセンターでは、検査中に計算機は使えません。受検環境の確かめ方はWebテストの受検環境で紹介しています。

自宅で受けるなら前日に一度試しておく

自宅で受けるWebテストは、当日にパソコンや通信で困ると、勉強した分を出し切れません。

前日までに、受検に使うパソコンでブラウザを開き、通信が安定しているかを確かめておきましょう。監視型のWebテストなら、カメラが使えるかも確かめておくと安心です。監視型の準備は監視型Webテストとは?で紹介しています。

時間の使い方を決めておく

Webテストは、1問にかけられる時間が短い形式が多いです。当日に迷わないよう、時間の使い方を先に決めておきましょう。

例えば「分からない問題は、少し考えて見通しが立たなければ次へ進む」と決めておくだけでも、時間切れが減ります。時間配分の考え方はWebテストで時間が足りない人の時間配分で、当日のコツはWebテストのコツで紹介しています。

性格検査の時間も確保しておく

能力検査の準備に夢中になって、性格検査の時間を忘れてしまうこともあります。SPIの性格検査は約300問の質問で、問題数が多いと提供会社が説明しています。

テストセンターの場合、性格検査は会場予約の操作をした日の27:00(翌3:00)までに受検する決まりです。予約したら、その日のうちに性格検査まで終えておきましょう。

やってはいけないこと

時間がないからといって、替え玉受検や代行、解答の共有に頼るのは規約違反で、やってはいけないことです。2022年11月には、ウェブテストの替え玉受験で代行者が逮捕され、依頼した学生も書類送検されたと報じられました(北海道新聞 2022年11月25日)。短期間でも、自分で受けられる準備を進めましょう。

間に合わなかった時の次の一手

結果より、次の選考につなげる

短期間の対策で思うように解けなかったとしても、そこで終わりではありません。今回の経験を書き出して、次の選考までの準備につなげることが大事です。

『準備が足りないまま受けてしまった』と落ち込む方もいるはずです。

でも、本番を一度経験したことは、次の選考で生きてきます。形式の画面や時間の流れを実際に体験したのは、大きな前進なんです。

受け終わったら、記憶が新しいうちに次のことをメモしておきましょう。

受け終わった後にやること
  1. 受けた形式と方式をメモする
  2. 時間が足りなかった科目や、迷った問題の型をメモする
  3. 今回置いておいた単元を、次の宿題として書き出す
  4. 次の選考の締切までの日数を数え、計画表を作り直す

テストセンターの結果を送れる場合

SPIのテストセンターでは、過去1年以内に受検した人は、前回の受検結果を企業に送信できると案内されています。送れるのは最新の結果だけで、新たに受けたか前回の結果を送ったかは企業に通知されません。

ただ、受検者は自分の得点を知ることができず、送信した後の取り消しもできません。手応えがなかった時は、受け直すか送信するかを慎重に考えてみてください。くわしくはWebテストの結果は使い回しできる?で紹介しています。

落ちてしまった時の見直し方は、Webテストで落ちる理由と次に通るための見直しポイントで紹介しています。

ひとりで調べるか、相談先を使うか

締切に追われて一人で計画を立てるのは、思った以上に気力を使いますよね。

複数の企業の締切が重なって、どこから手をつければいいか分からない時は、大学のキャリアセンターや就活支援サービスに選考の順番を相談するのも一つの方法です。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

短期間の対策でよくある相談

「何を優先するか」が決まれば動き出せる

短期間の対策についての相談では、志望度の高い企業の対策、英語の伸ばし方、テストセンターの準備などがよく見られます。

就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

志望度の高い企業のWebテストまで時間がない

志望度の高い企業がWebテストを採用することになり、短期間で対策したい、という相談です。焦りますよね。

まずは受検案内で形式を確かめ、その形式の問題集を1冊だけ用意してください。この記事の残り日数別の計画表を使って、やる単元を絞るところから始めるのがおすすめです。

テストセンターの英語を短期間で伸ばしたい

テストセンター方式のGABで英語があり、短期間で伸ばす方法を知りたい、という相談です。

GABの英語(大意)はテストセンター方式のみで、50〜80語程度の英文だと提供会社が説明しています。短期間なら、文法を一から学び直すより、短い英文を読んで要点をつかむ練習に絞ってみてください。英語の準備は英語のWebテストで紹介しています。

Webテストの対策しかしておらず、テストセンターの準備をしていない

SPIのWebテストの対策はしてきたが、テストセンターの対策はしていない。間に合うのか不安、という相談です。

SPIは、テストセンターでもWEBテスティングでも、能力検査は言語分野と非言語分野が基本です。これまでの勉強はそのまま生きます。

違いは受け方です。テストセンターでは計算機が使えず、会場予約や性格検査の期限もあります。

残りの日数では、筆算の練習と、受検の流れの確認を優先してみてください。テストセンターの流れはSPIのテストセンターとは?で紹介しています。

よくある質問

Webテストは1週間で対策できますか?

形式に慣れることと、得点しやすい型を解けるようにすることはできます。最初の1日で形式と期限を確かめ、やる単元を絞ってから始めてみてください。

短期間なら問題集は何冊使えばいいですか?

1冊に絞るのがおすすめです。何冊も少しずつ解くより、1冊の問題を解き直すほうが、短い期間でも型が身につきます。

短期間の対策で、苦手な単元は捨ててもいいですか?

残りの日数によっては、今回は置いておくのも一つの方法です。出やすさと、少し練習すれば解けるかどうかで、やる単元を決めてみてください。

受検期限の最終日に受けても大丈夫ですか?

期限内なら受けられますが、通信やパソコンのトラブルに対応しにくくなります。余裕を持って、期限より前の日に受けるつもりで計画しておきましょう。

前日は何をすればいいですか?

新しい単元には手をつけず、間違えた問題の解き直しと、受検環境・持ち物の確認をしておきましょう。早めに休んで、当日は落ち着いて受けられる状態を作るのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 短期間の対策は、最初の1日で形式・期限・方式を確かめるところから始める
  • 残り3日は取れる型に絞り、1週間は苦手な型を1つ足し、2週間は1周してから時間を測る
  • 捨てる単元は、出やすさと伸びやすさで決める
  • 受検環境・時間の使い方・性格検査の時間も前日までに準備する
  • 間に合わなかった時は、受けた経験をメモして次の選考につなげる

まずは受検案内を開いて、形式と受検期限を確かめてみましょう。そこから残りの日数で計画を立てれば大丈夫です!

Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次