リクルートのWebテスト|SPIとの関係と選考で出る形式の確かめ方

リクルートのWebテストを、SPIの提供会社・リクナビの練習テスト・リクルートの選考の3つの意味に分けて紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

「リクルートのWebテスト」と聞いて、SPIのことなのか、リクルートの選考のことなのか、分からなくなっていませんか。調べるほど話が混ざって、余計に迷ってしまう方も多いはずです。

結論から言うと、リクルートのWebテストという言葉には、SPIの提供会社、リクナビの練習テスト、リクルートの選考という3つの意味があります。

この記事を読むと、自分が知りたいのはどれかが分かり、受検案内で形式を確かめる手順まで分かります。

目次

「リクルートのWebテスト」には3つの意味がある

先に結論

リクルートのWebテストは、①SPIの提供会社としてのリクルート、②リクナビで受けられる練習テスト、③リクルートの選考で出るテスト、の3つの意味で使われます。どれを指しているかで、調べる先が変わります。

『リクルートが作ったWebテストって、全部SPIのこと?』と思いますよね。

実は、同じ「リクルート」でも、会社とサービスが分かれています。SPIを提供しているのはリクルートマネジメントソリューションズで、就職サイトのリクナビを運営しているのは株式会社リクルートです。

意味指しているもの会社・サービス調べる先
①SPIの提供会社適性検査のSPIリクルートマネジメントソリューションズSPIの公式サイトと学生向けサイト
②リクナビの練習テスト言語・非言語Webテストとリクナビ性格検査株式会社リクルートのリクナビリクナビの就活準備ガイド
③リクルートの選考リクルートに応募した時のテスト応募先としてのリクルート受検案内と新卒採用ページ
リクルートのWebテストという言葉が指す3つの意味と、それぞれの調べる先を整理した図解

自分が知りたいのがどれかが分かると、読むべき情報も絞れます。順番に見ていきますね。

①SPIの提供会社としてのリクルート

SPIはリクルートマネジメントソリューションズの検査

多くの企業の選考で受けるSPIは、リクルートマネジメントソリューションズが提供しています。「リクルートのWebテスト」と言われた時、いちばん多いのがこの意味です。

SPIは、Synthetic Personality Inventoryの略で、総合適性検査と呼ばれています。SPIの公式サイトによると、1974年に誕生した検査です。

公式サイトでは、2026年3月期の実績として、年間16,500社、276.6万人が受検したと説明されています。多くの企業が使っているので、就活で出会う機会が多いんです。

SPIの受け方は4つ

SPIの受け方には、テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4つがあります。どの方式になるかは、応募先の企業によって違います。

方式どこで受けるか主な準備
テストセンター専用会場か、自宅などからオンライン会場予約と本人確認書類
WEBテスティング自宅や学校などのパソコンパソコンと通信環境
インハウスCBT応募先の企業のパソコン企業に出向く日程
ペーパーテスティング企業が用意した会場でマークシート会場に行く日程

WEBテスティングは、スマートフォンでは受けられないと公式に説明されています。自宅で受ける時は、パソコンを用意しておきましょう。

SPIの科目や対策の進め方は、SPIのWebテストとはでくわしく紹介しています。

テストセンターの結果は前回の分を送れる

テストセンターで受けたことがある人は、過去1年以内の最新の結果を、別の企業に送ることができます。いわゆる使い回しと呼ばれる仕組みです。

性格だけ、能力だけのように、検査ごとに送るかどうかを選べます。新しく受けたか前回の結果を送ったかは、企業には通知されないと説明されています。

『前回うまくいかなかった気がするけど、送っていいのかな』と迷いますよね。ただ、受検者は自分の得点を知ることができません。

迷う時は、今の力で受け直すかどうかを準備の進み具合で決めてみてください。仕組みはWebテストの結果は使い回しできる?で紹介しています。

同じ会社のほかの検査

リクルートマネジメントソリューションズは、管理者適性検査のNMATなども提供しています。NMATは中間管理者層とその候補者層向けで、新卒の就活向けではありません。

案内にNMATと書かれていて迷った時は、NMATとはを読んでみてください。

②リクナビの練習テストとSPI本番の違い

リクナビのテストは練習用、本番のSPIとは別もの

リクナビには、オリジナルの言語・非言語Webテストとリクナビ性格検査があります。SPIの公式の模擬試験ではないので、練習や自己分析の材料として使うのがおすすめです。

『リクナビで受けたテストの点数が低くて落ち込んだ』という声もよく聞きます。

リクナビの就活準備ガイドには、SPIには公式の模擬試験はないと書かれています。そのうえで、リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを紹介しているんです。

比べる点リクナビの言語・非言語Webテスト企業の選考で受けるSPI
作っている所リクナビ(株式会社リクルート)リクルートマネジメントソリューションズ
目的練習と力試し企業の選考
受ける機器パソコンのみ方式によって違う
結果の扱い自分の練習の材料企業が選考に使う(テストセンターでは本人は結果を見られない)

リクナビのテストの使い方は、リクナビのWebテストで紹介しています。

リクナビの点数をどう受け止める?

リクナビのテストは本番のSPIとは別に作られたものです。点数だけで本番の合否を占うより、どの問題で迷ったかを見るほうが役に立ちます。

例えば、非言語の割合の問題で時間がかかったなら、その型だけを問題集で練習する。こんなふうに、次の練習を決める材料にしてみてください。

「言語は思ったより解けた。非言語は後半で時間切れ」
「なら、次の1週間は非言語の割合と速さだけやってみよう」

点数を見たら、こんなふうに次の一手まで決めておくと、落ち込むだけで終わりません。

③リクルートの選考で出るWebテストの確かめ方

形式は、受検案内と最初の画面で確かめる

リクルートに応募した時にどのテストが出るかは、年度や職種、選考の段階で変わることがあります。いちばん確かな情報は、届いた受検案内と最初の画面の説明です。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『SPIの会社と同じグループだから、選考もSPIのはず』と考えたくなりますよね。ただ、どの企業がどの形式を使うかは、多くの場合公表されていません。思い込みで準備を始めず、案内で確かめてみてください。

形式を確かめる手順
  1. 受検案内の文面に、検査名や受検方式が書かれていないか読む
  2. 受検URLや最初の画面に、検査名や説明が出ていないか見る
  3. テストセンターの予約を求められたら、予約画面の案内を読む
  4. 案内が届く前なら、選考体験記を年度・職種・段階をそろえて読む
  5. 分からない点は、案内に書かれた問い合わせ先に聞く

例えば、ES締切とWebテストの締切が同じ週に重なった場合でも、手順1と2なら数分で終わります。形式が分かれば、残りの日数で何を練習するかもすぐ決められますよ。

リクルートの選考で出るWebテストの形式を、受検案内や最初の画面で確かめる手順の図解

選考体験記の読み方は、選考体験記でWebテストの形式を調べる方法で紹介しています。新卒採用の選考の流れは、応募先の新卒採用ページで確かめておきましょう。

Webとテストセンターで2回受けることはある?

『Webで受けたあと、会場でもう一度受けるの?』という相談もあります。

SPIのテストセンターでは、自宅のパソコンかスマートフォンで性格検査を受け、予約した日に会場で能力検査を受ける流れです。性格と能力を別々に受けるので、2回受けたように感じることがあるんです。

テストセンターの流れは、SPIのテストセンターとはで紹介しています。

よくある失敗

テストセンターの予約をしたあと、性格検査を受けるのを忘れてしまうケースです。性格検査は、会場予約の操作をした日の27時(翌3時)までに受ける決まりで、終わらないと仮予約がキャンセルされます。予約したら、その日のうちに受けておきましょう。

ひとりで調べるか、相談先を使うか

志望企業の選考の流れを調べるのに時間がかかって、対策が進まないこともありますよね。

選考の進め方を誰かと確かめたい時は、大学のキャリアセンターや就活エージェントを使うのも1つの方法です。ひとりで受検案内を読み込んで進めるのも、十分に正当な選び方です。

Webテストドットコム

Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか

Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。

無料就活支援サービスの使い方を見る

Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

リクルートのWebテストでよくある相談

監視・服装・方式の不安は、方式ごとに答えが違う

リクルートの検査についての相談は、自宅で受けるテストの監視、服装、受ける方式に関するものが多いです。方式ごとに分けて答えます。

就活生や転職する方からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

自宅で受けるSPIは、監視型?

『自宅で受けるSPIが監視型かどうか知りたい』という相談です。

SPIのテストセンターのオンライン会場は、自宅などからWebカメラを使い、監督者の監督のもとで受ける方式です。WEBテスティングは、自宅などのパソコンで受ける方式で、オンライン会場とは別のものです。案内にどちらが書かれているかを確かめてみてください。

顔を映して受けるなら、スーツのほうがいい?

『カメラに顔が映るなら、リクルートスーツで受けたほうがいい?』という相談もあります。

SPIのテストセンターは、服装は自由で、スーツである必要はないと公式に説明されています。オンライン会場では、帽子やマスク、腕時計などは身につけられないので、そちらに気をつけてみてください。

オンライン会場の監督者は映像を見ますが、録音や録画はしないと説明されています。

リクナビの体験テストの点数は、どのくらいの位置?

『リクナビの体験テストで、言語と非言語の点数が出た。これってどのくらいの位置?』という相談もあります。

リクナビのテストは練習用で、本番のSPIの点数とは別ものです。本番の合格基準も企業によってさまざまで、一律の点数はないと提供会社は説明しています。点数の高い低いより、どの分野で迷ったかを次の練習に生かしてみてください。

よくある質問

リクルートのWebテストとはSPIのことですか?

多くの場合はSPIのことを指します。SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する総合適性検査です。ただ、リクナビの練習テストや、リクルートの選考そのものを指すこともあります。

リクナビのWebテストはSPIの模擬試験ですか?

リクナビの就活準備ガイドには、SPIには公式の模擬試験はないと書かれています。リクナビの言語・非言語Webテストはリクナビオリジナルの練習用で、本番のSPIとは別ものです。

SPIのWEBテスティングはスマートフォンで受けられますか?

受けられません。自宅や学校などのパソコンで受ける方式だと公式に説明されています。

テストセンターの結果は別の企業にも使えますか?

過去1年以内にテストセンターで受けた最新の結果を、別の企業に送ることができます。検査ごとに送るかどうかを選べ、送ったかどうかは企業に通知されないと説明されています。

SPIの結果は自分で見られますか?

テストセンターでは、受検結果を本人が見ることはできないと説明されています。合否は受検した企業に問い合わせることになります。

まとめ

この記事の要点
  • リクルートのWebテストには、SPIの提供会社、リクナビの練習テスト、リクルートの選考の3つの意味がある
  • SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供し、受け方は4つ
  • リクナビの言語・非言語Webテストは練習用で、本番のSPIとは別もの
  • 選考の形式は、受検案内と最初の画面で確かめる
  • テストセンターは性格検査と能力検査を別々に受ける

まずは届いた受検案内を開いて、検査名と受検方式が書かれていないか確かめてみましょう。

Webテストドットコム

Webテストドットコム 編集部

SPI・玉手箱・TG-WEBなど就活で使われるWebテストの種類と仕組み、受検方式ごとの準備、時間内に解くための勉強法、選考の進め方までを、はじめてWebテストを受ける就活生の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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