SPIのWebテストでカメラは必要?受け方と事前準備

SPIのWebテストでカメラが必要になる受け方と、事前の準備を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。

SPIのWebテストを自宅で受けることになって、『カメラ付きのパソコンがないとだめなのかな』と不安になっている方も多いはずです。

結論から言うと、SPIのWebテストでカメラが必要になるのは、テストセンターの「オンライン会場」で受ける時です。自宅で受けるもう1つの方式「WEBテスティング」の推奨環境には、Webカメラは挙げられていません。

この記事を読むと、自分の受け方でカメラが要るかどうかの確かめ方と、前日までに済ませたい準備が分かります。

目次

SPIのWebテストでカメラは必要?

先に結論

カメラが必要なのは、テストセンターのオンライン会場です。監督者がWebカメラ越しに受検者を見守る仕組みなので、Webカメラ付きのパソコンを自分で用意します。

SPIには、テストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4つの受け方があります。このうち自宅で受けられるのは、テストセンターのオンライン会場とWEBテスティングの2つです。

『どちらも自宅なら、同じじゃないの?』と思いますよね。実は、この2つは別の方式で、カメラの扱いがまったく違うんです。

受け方受ける場所カメラ
テストセンター(オンライン会場)自宅などの自分のパソコン必要(監督者がWebカメラ越しに監督)
WEBテスティング自宅や学校などのパソコン推奨環境にWebカメラの記載なし
テストセンター(リアル会場)専用会場のパソコン自分で用意する必要なし
インハウスCBT応募先企業のパソコン自分で用意する必要なし
ペーパーテスティング企業が用意した会場自分で用意する必要なし

オンライン会場は「人の目」で監督

提供会社は、オンライン会場について「録画・AIによる確認ではなく、人により監督を行う」と説明しています。映像やパソコンの画面、音声は監督者がその場で確認しますが、録音や録画はしないとされています。

受検の始めには、本人確認書類のチェックがあります。カメラで部屋の中を360度映して、不審なものがないかも確かめます。

受検中もカメラはオンのままで、パソコンの画面も共有します。監督の仕組み全体は、監視型Webテストとは?自宅で受ける時の仕組みと準備・禁止事項でくわしく紹介しています。

「カメラ」と書かれた案内がSPIとは限らない

適性検査の中には、SPI以外にもカメラを使う監視型のWebテストがあります。例えば、SHLのWebGAB SecureやヒューマネージのTG-WEB eyeは、AIによる監視の仕組みを持つWebテストです。

『カメラが必要と書いてあるからSPIのオンライン会場だ』と決めつけず、案内に書かれたテスト名と方式名をまず確かめてみてください。

「カメラ付きって書いてあるけど、これSPI?」
「よく見たら、テスト名が別の検査だった」

こんな行き違いは、案内を最初から読み直すだけで防げます。

カメラが要る受け方かを確かめる手順

受検案内の「方式名」と「予約の有無」で見分ける

カメラが要るかどうかは、届いた案内を読めば判断できます。見るのは、方式名と、会場や日時の予約があるかどうかの2点です。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

案内メールを読んでも、どの方式なのかが分かりにくいことがありますよね。そこで、カメラが必要な受け方かどうかを見分ける手順をまとめました。

カメラが必要かを確かめる手順
  1. 受検案内メールのテスト名がSPIかどうかを見る
  2. 方式名が「テストセンター」か「WEBテスティング」かを見る
  3. テストセンターなら、予約画面でリアル会場とオンライン会場のどちらを選ぶか決める
  4. オンライン会場を選んだら、Webカメラ付きのパソコンを用意する
  5. 案内の内容で分からない時は、案内にある問い合わせ先に聞く
SPIのWebテストでカメラが必要かどうかを、テスト名・方式名・会場の選択の順に確かめる手順の図解

見分けるための目印

案内の文面から方式を見分ける目印を、表にしました。

案内に書かれていること考えられる方式カメラ
テストセンターIDの取得、会場と日時の予約テストセンターオンライン会場を選んだ時だけ必要
URLとIDが書かれ、期間内に自分で受けるWEBテスティング推奨環境に記載なし
企業に来社して受けるインハウスCBT自分で用意しない
SPI以外のテスト名と監視型の説明他社のWebテスト案内の説明に従う

テストセンターの予約や当日の流れは、SPIのテストセンターとは?予約から当日の流れ・オンライン会場で紹介しています。

オンライン会場の前にやる機材と部屋のチェック

機材と部屋は前日までに確かめる

オンライン会場では、パソコン・カメラ・回線・部屋の条件を自分でそろえます。当日になって条件を満たせないと受けられないので、前日までに確かめておきましょう。

『カメラさえあれば大丈夫』と思いがちですが、実は部屋の条件も細かく決まっています。公式の案内にある主な条件を、チェックリストにしました。

オンライン会場の機材チェック
  • ブラウザは最新版のGoogle ChromeかMicrosoft Edge(Chromium版)か
  • メモリは4GB以上あるか
  • 回線の速さは上り下りとも10Mbps以上か(有線LANが推奨)
  • Webカメラは10fps以上・640×480以上で、正面から自分を映せるか
  • タブレットやスマートフォンではなく、パソコンで受けるか

Webカメラは、パソコンに内蔵されたものでも、外付けのものでも使えます。大事なのは、自分を正面から映せる角度に置くことです。

部屋の条件

部屋には第三者がいない状態にして、四方が壁で仕切られた場所を用意します。窓がある部屋では、カーテンで外が見えないようにします。

十分な明るさと静かさも必要です。お風呂場・お手洗い・こたつ・ベッドの上では受けられないとされています。

例えばこんな場面

一人暮らしの部屋で、ベッドの横に机がある場合を考えてみます。ベッドの上では受けられませんが、机の前に座って受けるなら問題はありません。

ただ、カメラで部屋を360度映すので、壁のカレンダーやポスター、棚の本は外すか見えないようにしておきます。前の日の夜に、パソコンのカメラで部屋をぐるっと映して確かめておくと安心です。

外部モニターやイヤホンは使えない

外部ディスプレイの接続や、USBメモリなどの接続は禁止されています。ノートパソコンの場合は、外付けのモニターや外付けのマイク・スピーカーも使えません。イヤホンやヘッドセットも使えないので、パソコン本体のスピーカーとマイクで受ける準備をしておきましょう。

机の上と身につける物

持ち物は、顔写真付きの本人確認書類(原本・有効期限内)、シャープペンシルか鉛筆、A4の白紙のメモ用紙2枚までです。ボールペンは使えず、消しゴムも持ち込めません。

帽子・イヤホン・マスク・腕時計・アクセサリー類は外して、ポケットは空にしておきます。持ち込めるのは目薬(本体のみ)とポケットティッシュだけです。

オンライン会場で受ける前に、パソコン・カメラ・回線・部屋・机の上を確かめている手元の写真

パソコンや通信の確かめ方は、Webテストの受検環境|パソコン・スマホ・通信で確かめることでも紹介しています。

SPIのWebテストの受け方の流れ

方式ごとに流れが違う

WEBテスティングは「URLから自分で受ける」流れ、オンライン会場は「予約して、監督者とつないで受ける」流れです。受け方の違いを先に知っておくと、当日の戸惑いが減ります。

SPIのWebテストの受け方は、方式によって手順が違います。2つの流れを比べてみましょう。

段階WEBテスティングテストセンター(オンライン会場)
始まり受検案内メールのURLにアクセスする受検依頼メールからテストセンターIDを取る
予約なし(期間内に自分で受ける)会場と日時を予約する
性格検査能力検査と続けて受ける予約操作をした日の27:00(翌3:00)までに受ける
能力検査自分のパソコンで受ける予約日に、約15分の受付のあとで受ける
結果受検を終えた時点で企業に送られるテストセンターの結果として企業に届く

WEBテスティングの受け方

受検案内メールに書かれたURLにアクセスし、メールにあるIDとメールアドレスでログインします。そのまま性格検査と能力検査(言語・非言語)を受けます。

始める前には操作の説明と、言語・非言語の練習問題が1題ずつ出ます。画面の見方が分かる大事な部分なので、飛ばさずに確かめておきましょう。

オンライン会場の受け方

予約した日時に、監督者とつないで受付をします。本人確認、部屋の360度の確認、持ち物の確認などが終わってから検査が始まります。

検査中は、体調不良を含めてどんな理由でも離席や退席はできません。受付の前にお手洗いを済ませておくと安心です。

SPIそのものの科目や方式の全体像は、SPIのWebテストとは?科目・受検方式・対策の進め方で紹介しています。

一人で準備を進めていて『この受け方で合っているのかな』と不安な時は、選考の進め方ごと相談できる先を持っておくのも1つの方法です。

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Webテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。

SPIのカメラについてよくある相談

悩みは「カメラの有無」と「音」

カメラについての相談で多いのは、カメラ付きのパソコンがないと受けられないのか、音声まで確認されるのか、というものです。代表的な3つに答えます。

カメラ付きのパソコンがないと、SPIのWebテストは受けられない?

SPIのWebテストはカメラ付きのパソコンでないと受けられないのか、という相談です。

WEBテスティングの推奨環境には、Webカメラは挙げられていません。カメラが必要になるのは、テストセンターをオンライン会場で受ける時です。

テストセンターの案内が来て、カメラ付きのパソコンを用意できない時は、リアル会場を選ぶという方法もあります。

カメラの映像だけでなく、声や生活音も確認される?

オンライン監視型のSPIでは、映像のほかに声や生活音も監視されるのか、という相談です。

オンライン会場では、映像・パソコンの画面・音声を監督者がその場で確認すると案内されています。問題を声に出して読み上げることや、独り言も禁止事項に入っています。

家族と暮らしている場合は、受検の時間を前もって伝えておくと安心です。

「この時間はテストだから、部屋に入らないでね」
「分かった、静かにしておくね」

こんなひと声で、当日のトラブルはかなり減らせますよ!

サブモニターをつないだままでもいい?

カメラで監視されるSPIを自宅で受けるが、普段使っているサブモニターはどうすればいいか、という相談です。

オンライン会場では、外部ディスプレイの接続は禁止されています。受ける前にサブモニターのケーブルを外し、パソコンの画面1枚だけの状態にしておきましょう。

よくある質問

SPIのWEBテスティングでカメラはオンになりますか?

WEBテスティングの推奨環境にWebカメラは挙げられていません。カメラが必要なのはテストセンターのオンライン会場です。案内に別の説明があれば、そちらに従ってください。

オンライン会場では録画されますか?

提供会社は、映像・画面・音声は監督者がその場で確認するものの、録音・録画はしないと案内しています。

スマートフォンのカメラで代わりにできますか?

オンライン会場は、タブレットやスマートフォンでは受けられません。Webカメラ付きのパソコンを用意してください。

カメラ付きのパソコンがない時はどうすればいいですか?

テストセンターの案内であれば、リアル会場を選ぶ方法があります。リアル会場では会場のパソコンで受けるので、カメラを用意する必要はありません。

まとめ

この記事の要点
  • SPIでカメラが必要なのは、テストセンターのオンライン会場で受ける時
  • WEBテスティングの推奨環境にWebカメラは挙げられていない
  • オンライン会場は、監督者が映像・画面・音声を人の目で確認し、録画はしない
  • パソコン・カメラ・回線・部屋の条件は前日までに確かめる
  • カメラを用意できない時は、リアル会場を選ぶ方法もある

まずは届いた案内の方式名を確かめて、カメラが要る受け方かどうかを見てみましょう。

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Webテストドットコム 編集部

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