当サイトの記事は編集部が適性検査の提供会社や就職情報サービスの公開情報を調べて独自に執筆しています。Webテストの形式・受検方法・企業の選考内容は年度や職種によって変わるため、最新の情報は受検案内と各社の公式サイトで確認してください。
就活サイトに登録してみたものの、Webテストの対策にどう使えばいいのか分からない。登録したサイトが増えて、通知だけがたまっていく方も多いはずです。
結論から言うと、就活サイトは「Webテストの練習と情報収集」、選考体験記は「形式を調べる」、就活エージェントやキャリアセンターは「進め方の相談」と、目的で使い分けるとWebテスト対策に生きてきます。
この記事を読むと、就活サイトのWebテスト関連の使い方と、ほかのサービスとの使い分け方が分かります。
就活サイトはWebテスト対策にどう使える?
就活サイトには、企業の選考情報を探す機能と、Webテストの練習や自己分析ができるコンテンツがあります。問題を解く力そのものは問題集で、腕試しや苦手探しは就活サイトの模擬テストで、と役割を分けると使いやすくなります。
『就活サイトに登録すれば、Webテストの対策もまとめてできるの?』と思いますよね。
就活サイトでできるのは、主に次の3つです。企業の選考情報を調べること、模擬テストで腕試しをすること、自己分析のための診断を受けることです。
ただ、就活サイトの模擬テストは、本番のWebテストとは作りが違います。本番の形式に慣れるには、受ける形式に合った問題集での練習も欠かせないんです。
就活サイトでできること・できないこと
| やりたいこと | 就活サイトでできるか | 補足 |
|---|---|---|
| 企業の選考の流れを調べる | できることが多い | 企業ページの採用情報を見る |
| 模擬テストで腕試しをする | できるサイトがある | 本番とは作りが違う |
| 自己分析の診断を受ける | できるサイトがある | 性格検査の練習とは別物 |
| 受ける形式を確定させる | できない | 受検案内で確かめる |
| 本番と同じ問題を解く | できない | 本番の問題は公開されていない |
受ける形式を確定させる方法は、WebテストのURLの見方で紹介しています。
「Webテスト」という言葉の使われ方に注意
就活サイトでは、本番の適性検査も、サイト独自の模擬テストも「Webテスト」と呼ばれることがあります。
『このサイトのWebテストを受ければ、企業の選考を受けたことになるの?』と不安になる方もいますよね。サイト独自の模擬テストは練習用で、企業の選考とは別のものです。企業から届く受検案内とは分けて考えておきましょう。
目的別に使い分ける表
就活サイト、選考体験記、就活エージェント、大学のキャリアセンターは、それぞれ得意なことが違います。目的ごとに使う先を決めておくと、登録しすぎて疲れることも減ります。
ここが、この記事でいちばん大事なところです。
『いろいろ登録したけど、どれを何に使えばいいか分からなくなった』という声はとても多いです。Webテストに関わる目的ごとに、どこを使うかを表にしました。
| 目的 | 主に使う先 | 使い方 |
|---|---|---|
| 企業の選考の流れを知る | 就活サイト・企業の新卒採用ページ | 選考の段階とWebテストの有無を調べる |
| 受ける形式の当たりをつける | 選考体験記 | 年度・職種・選考段階をそろえて読む |
| 腕試しと苦手探し | 就活サイトの模擬テスト | 点数より、間違えた分野を見る |
| 形式に慣れる | 問題集・公式の例題 | 受ける形式に合った1冊を仕上げる |
| 締切や順番の相談 | 就活エージェント・キャリアセンター | 選考の順番を一緒に考える |
| 自己分析 | 就活サイトの診断・キャリアセンター | 診断結果をESの材料にする |

登録先を決める時のチェック
- そのサービスで何をしたいのか、目的が1つ言えるか
- 同じ目的のサービスにすでに登録していないか
- 通知の受け取り方を自分で設定できるか
- 退会や配信停止の方法が分かるか
- 会員登録で入力する情報に納得できるか
目的が言えないまま登録すると、通知だけが増えてしまいます。『とりあえず全部登録』は、実は疲れる原因になりがちなんです。
例えばこんな場面
大学3年の秋に、志望企業のWebテストの案内が届いた場合を考えてみます。
まず受検案内で形式と期限を確かめ、その形式の問題集で練習を始めます。並行して、就活サイトの模擬テストを1回受けて、苦手な分野を見つけておく。締切がほかの企業と重なりそうなら、キャリアセンターや就活エージェントに順番を相談する。
こうして目的ごとに使う先を分けると、何をすればいいかで迷う時間が減りますよ。
志望業界がまだ決まっていない場合
『まだ志望業界も決まっていないのに、Webテストのことまで考えられない』という方もいるはずです。
その場合は、就活サイトで業界や企業を眺めながら、模擬テストで基礎の力を確かめておくだけで十分です。志望企業が決まっていない段階では、選考体験記を読み込むより、言語と計数の基礎を固めておくほうがどの形式にも生きてきます。
企業が絞れてきたら、体験記で形式の当たりをつける段階に進みましょう。
就活サイトのWebテスト関連のコンテンツ
就活サイトのWebテスト関連のコンテンツは、サイトごとに中身が違います。ここでは各サイトの公式ページで確かめられた範囲を紹介します。
主な就活サイトのWebテスト関連のコンテンツを、公式ページの説明をもとに表にしました。
| サイト | コンテンツ | 公式ページでの説明 |
|---|---|---|
| マイナビ | 適性検査対策WEBテスト | 1回10問の実力アップ講座と、全国順位や偏差値が分かる全国一斉WEB模擬テスト。会員登録で無料 |
| マイナビ | 適性診断MATCH plus | 自己分析と、今後の進む方向を考えるための診断。無料 |
| リクナビ | 言語・非言語Webテスト | リクナビオリジナルのテスト。パソコンのみ受検可 |
| リクナビ | リクナビ性格検査 | リクナビの就活準備ガイドで紹介 |
| Lognavi | 適性検査 | 10分の適性検査。結果をもとにAIが相性のいい企業を表示 |
内容は年度で変わることがあるので、使う前に各サイトの案内で確かめてみてください。
マイナビの模擬テストの使い方
マイナビの全国一斉WEB模擬テストは、言語系・非言語系・一般常識・時事問題の4ジャンル各10問、計40問で、年10回行われると案内されています。
全国順位や偏差値が分かるので、今の自分の位置をつかむのに使えます。ただ、点数そのものより「どのジャンルで間違えたか」を見るのがおすすめです。
くわしい使い方はマイナビのWebテストで紹介しています。
リクナビの練習コンテンツ
リクナビの就活準備ガイドでは、SPIには公式の模擬試験はないとしたうえで、リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストとリクナビ性格検査を紹介しています。
SPIそのものを提供しているのはリクルートマネジメントソリューションズで、リクナビのテストはSPIの公式の練習とは別物です。形式に慣れる練習の一つとして使ってみてください。くわしくはリクナビのWebテストで紹介しています。
自己分析の診断は性格検査の練習ではない
マイナビの適性診断MATCH plusは、パーソナリティの傾向や強み・弱み、キャリアに対する意識のタイプなどが分かる診断だと案内されています。
『これで性格検査の練習ができる』と思いがちですが、目的は自己分析です。結果は、ESや面接で話す自分の強みを考える材料として使うと生きてきます。
Lognaviの適性検査の使い方
Lognaviは株式会社アスパークが運営する就活サービスで、10分の適性検査の結果などの適性データをもとに、AIが相性のいい企業を表示すると案内されています。アプリの利用は無料で、大学生・大学院生・高専生・専門学校生・短期大学生の全学年が対象です。
企業探しのきっかけとして使う場面が多いサービスです。SPIの練習問題があるかどうかは公式ページでは確かめられなかったので、練習に使えるかは実際の画面で確かめてみてください。くわしくはLogNaviでWebテストの練習はできる?で紹介しています。
選考体験記サイトと就活エージェントの使い方
選考体験記サイトは、先輩が受けたWebテストの形式や選考の流れを調べる場所です。就活エージェントは、選考の進め方を相談する場所です。どちらも、問題を解く力をつける場所ではありません。
就活サイトと並んでよく使われるのが、選考体験記サイトと就活エージェントです。それぞれの使い方を見ていきます。
選考体験記サイトで形式の当たりをつける
選考体験記サイトの一つに、株式会社ワンキャリアが運営する「ワンキャリア」があります。選考体験記やES、クチコミ、適性検査の情報がある就活サイトです。くわしくはワンキャリアの公式サイトで確かめられます。
体験記を読む時は、年度・職種・選考段階をそろえるのがコツです。読み方は選考体験記でWebテストの形式を調べる方法でくわしく紹介しています。
就活エージェントに進め方を相談する
就活エージェントは、選考のスケジュールや受ける企業の順番などを一緒に考えてくれる相談先です。支援の中身はサービスごとに違うので、Webテストについてどこまで相談できるかは面談で聞いてみてください。
新卒向けの就活支援の一つに、株式会社UZUZのUZUZがあります。20代の新卒・第二新卒・既卒・フリーター向けにオーダーメイド型の就業サポートを行っていると公式に説明されています。新卒は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と関西(大阪・京都・兵庫)での就業を希望する場合が対象です。
UZUZがWebテスト対策を支援内容に含むかどうかは、公式サイトでは確かめられませんでした。くわしくはUZUZの公式サイトで確かめてみてください。
大学のキャリアセンターも使い分けの一つ
大学のキャリアセンターは、在学中の学生が使える身近な相談先です。学内で対策講座や模擬試験を開いている大学もあります。
エージェントを使わず、キャリアセンターと問題集だけで進めるのも立派な選び方です。どこを使うかは、困っていることに合わせて決めて大丈夫です。
ひとりで調べるか、相談先を使うか
『情報は集まったけど、どの企業から受ければいいか決められない』という時もありますよね。
情報を集めるのは就活サイトと体験記で十分でも、順番を決めるのは一人だと迷いがちです。そんな時は、相談先に一度話してみると、頭の中が整理されることもあります。相談先の比べ方は新卒の就活エージェントの使い方で紹介しています。
Webテストドットコム
Webテストや選考の進め方をひとりで抱えていませんか
Webテストの形式や結果は、企業ごと・年度ごとに違い、ひとりで調べるには限界があります。選考体験記で過去の形式を調べる方法や、新卒向けの就活支援サービスで相談できることをまとめました。
無料就活支援サービスの使い方を見るWebテストの形式・受検方法は企業や年度によって変わります。最新の情報は受検案内と提供会社の案内で確認してください。
時期ごとの就活サイトの使い方
受検案内が届く前は、就活サイトの模擬テストで苦手を見つけておきます。案内が届いたら、受ける形式の問題集に切り替えて、就活サイトは選考情報の確認に使います。
就活サイトの使い方は、時期によって変わります。流れを手順にまとめました。
- 就活を始めた頃は、就活サイトで模擬テストを1回受けて苦手な分野を知る
- 苦手な分野を、問題集の基礎の単元で練習する
- 志望企業が決まったら、選考体験記で形式の当たりをつける
- 受検案内が届いたら、その形式の問題集に切り替える
- 締切が重なったら、キャリアセンターや就活エージェントに順番を相談する

時期ごとの勉強の計画はWebテスト対策はいつから?で、選考全体の流れは就活の選考の流れで紹介しています。
模擬テストの点数に振り回されない
模擬テストの点が低いと、『自分はWebテストに向いていない』と落ち込みますよね。
ただ、模擬テストは本番とは作りが違います。点数よりも、どの分野で間違えたかを書き出して、次の練習に生かすことが大事なんです。
| 模擬テストの結果 | 次にやること |
|---|---|
| 非言語系の間違いが多い | 割合や速さなど、間違えた単元を問題集で練習する |
| 言語系の間違いが多い | 語彙や長文の型を問題集で練習する |
| 時間が足りなかった | 1問にかける時間を決めて解く練習をする |
| 一般常識・時事問題の間違いが多い | 志望企業の形式に出るかを先に確かめる |
時間が足りない時の解き方はWebテストで時間が足りない人の時間配分で紹介しています。
通知に追われない工夫
就活サイトに登録すると、説明会やイベントのお知らせがたくさん届くようになります。その中に、企業からのWebテストの受検案内が埋もれてしまうことも。
受検案内を見落とさないために、次の工夫をしておくと安心です。
- 就活用のメールアドレスを1つにまとめる
- 企業からの選考の連絡は、届いたらすぐ別のフォルダに移す
- 受検期限は、案内を読んだその日に手帳やカレンダーに書く
- 使わなくなったサイトの通知は、配信停止の設定をする
締切を過ぎてしまった時の対処はWebテストの受検期限と締切で紹介しています。
就活サイトとWebテストのよくある相談
就活サイトまわりの相談では、言葉の意味、会員登録、解答集のうわさなどがよく見られます。迷ったら、企業の受検案内と提供会社の公式情報に戻るのが近道です。
就活生からよく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。
就活サイトで「玉手箱」という言葉をよく見るが、意味が分からない
就活サイトで玉手箱という言葉がよく出てくるけれど、どういう意味なのか、という相談です。
玉手箱は、日本エス・エイチ・エルが提供しているWebテストの名前です。公式の名称は「玉手箱Ⅲ」で、計数の四則逆算、言語の大意把握、英語などがあります。くわしくは玉手箱のWebテストとは?で紹介しています。
傾向を調べようとしたら、続きは会員登録が必要と出た
Webテストの傾向や面接の対策を調べたら、就活サイトの画面にさわりだけが出て、続きは会員登録が必要と言われた、という相談です。
会員登録が必要かどうかは、サイトごとの決まりです。登録する前に、そのサイトで何をしたいのかを1つ決め、入力する情報や通知の設定に納得できるかを確かめてから登録してみてください。
解答集を配っているアカウントを見かけた
サイトやアプリに登録すれば解答集を配る、というアカウントを見かけるけれど大丈夫なのか、という相談です。
解答集を使うことや、問題・解答を共有することは規約違反で、やってはいけないことです。東京大学は、本学を名乗る団体によるWEBテスト解答集の販売について、作成企業の著作権を侵害している疑いがあり、テストの公正性を損なうと注意を呼びかけています。
問題の画面を撮影して誰かに解かせる、替え玉や代行を頼む、といった行為も不正です。SPIでは、テストセンターで不正を見つけた場合はその場で受検を中断し、企業に連絡すると案内されています。正しい対策の進め方はWebテストの替え玉・代行受検がだめな理由で紹介しています。
よくある質問
就活サイトの模擬テストは本番のWebテストと同じですか?
同じではありません。就活サイトの模擬テストは練習用で、本番の形式とは作りが違います。苦手な分野を見つける腕試しとして使い、形式に慣れる練習は問題集で進めてみてください。
就活サイトはいくつ登録すればいいですか?
決まった数はありません。目的ごとに1つずつ、と考えると増えすぎを防げます。目的が言えないサイトは、無理に登録しなくて大丈夫です。
就活サイトと就活エージェントはどう違いますか?
就活サイトは自分で情報を探したり、模擬テストを受けたりする場所です。就活エージェントは、選考の進め方を担当者に相談する場所です。困りごとに合わせて使い分けてみてください。
SPIの公式の模擬試験はありますか?
リクナビの就活準備ガイドでは、SPIには公式の模擬試験はないと案内されています。本番の受検前には説明画面と練習画面があり、言語と非言語の練習問題が1題ずつ出ると提供会社が説明しています。
就活サイトの模擬テストの結果は企業に伝わりますか?
模擬テストは練習用のコンテンツで、企業の選考とは別のものです。結果の扱いはサイトごとに決まっているので、気になる時は各サイトの利用規約や案内を確かめてみてください。
まとめ
- 就活サイトは、選考情報の検索と、模擬テストでの腕試しに使う
- 形式の当たりは選考体験記、形式に慣れる練習は問題集、進め方の相談はエージェントやキャリアセンター
- 模擬テストは点数より、間違えた分野を見る
- 受ける形式は、最後は受検案内で確かめる
- 解答集や不正には近づかない
まずは、今登録している就活サイトを並べて、それぞれ何に使うのかを1行ずつ書き出してみましょう!





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